【仮想通貨】ビットコイン、年末までに8万ドル到達の可能性！アメリカ政府の動向が鍵を握る

ビットコイン（BTC）の価格が年末までに8万ドル（約1億800万円）に達する可能性があると、Bitwiseの最高投資責任者（CIO）であるマット・ホーガン氏が予測したと、FXStreetが9日に報じた。

ホーガン氏は、予期せぬ市場変動がなく、迫るアメリカ大統領選が投資家心理に大きな影響を与えない限り、ビットコインが8万ドル（約1080万円）に達する可能性があると述べている。

8万ドルはビットコインの史上最高値にあたり、この水準を突破すれば、イーサリアムやソラナなど他の暗号資産も過去最高値を記録する可能性がある。また、時価総額の小さいアルトコインが急騰し、仮想通貨市場全体を引き上げる可能性も指摘されている。

しかし、ビットコイン市場には変動のリスクが伴う。アメリカ政府は、ハッカーから押収した11万9754のビットコインをBitfinexに返還することを検討しており、この決定は、Bitfinexがハッキング事件の唯一の被害者であると認定された結果である。

Bitfinexは、過去のハッキング事件で大量のビットコインを盗まれており、アメリカ政府がこの事件で押収したビットコインを返還するかどうかが注目されている。返還が行われれば、Bitfinexは失われた資産を取り戻すことになるが、アメリカ政府がこれらのビットコインを市場に流したり、返還しなかった場合、ビットコイン市場に大きな変動が起こる可能性がある。

さらに、ビットコインの売り圧力が高まる可能性もある。アメリカ政府がダークウェブ「シルクロード」から押収した6万9730のビットコインを売却する可能性があり、売却が行われれば、市場に与える影響は大きく、投資家は警戒が必要だ。