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アンモニア臭漂うインド、汚水や廃水をそのまま川に流し続けた結果…水面に現れた白いものとは?

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インドの神聖な川の一つとされるヤムナー川が、最近、有毒な泡で覆われており、地域に衝撃を与えている。19日(現地時間)、「ヒンドゥスタン・タイムズ」や「インディア・トゥデイ」などの現地メディアによると、インド北部デリーのカリンダ・クンズ地域を流れるヤムナ川が、18日から有毒な泡に覆われ、住民の健康が深刻に脅かされている。現地メディア「インディアン・テック&インフラ」の記者は、ボートで川を渡り、厚い泡の中で苦闘する様子を報道した。

ヤムナー川は、ガンジス川の北部支流であり、全長1370kmにわたりデリーなどの主要都市を流れている。神聖な川とされており、11月5日に予定されている宗教行事「チャート・プジャ」では、信者たちがこの川に入水する習慣がある。

神聖視されている一方で、ヤムナー川は深刻な水質汚染問題に直面している。過去数十年にわたり、処理されていない汚水や廃水が流れ込んだことで、汚染が進行している。これにより発生した泡の中にはアンモニアやリン酸塩などの有害物質が含まれており、接触すると呼吸器や皮膚疾患を引き起こす可能性がある。

ヤムナー川が有毒な泡に覆われるのは今回が初めてではない。昨年11月にも白い泡が川を覆い尽くした。毎年、川の水位が下がるとこの現象が発生するが、今年はモンスーンの時期にも同様の事態が発生し、地元住民の警戒心をさらに高める結果となった。

インド当局は毎年、川の浄化に巨額の予算を投入しているとされている。しかし、問題が毎年繰り返されていることから、ネットユーザーは「予算はどこに使われているのか」と批判の声を上げている。

etnews
editor@kangnamtimes.com

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