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長射程巡航ミサイル「トマホーク」の供与要請に関する情報漏洩でゼレンスキー大統領がアメリカ政府を非難

佐藤美穂 アクセス  

ウクライナのゼレンスキー大統領が、5日のアメリカ大統領選を前に、バイデン政権を厳しく批判した。

先月30日(現地時間)ウクライナのメディアによると、ゼレンスキー大統領は年初にアメリカ議会が承認した軍事支援のうち、いまだ10%程度しか支援が行われていないと、迅速な対応を要求した。

さらに、アメリカ製の長射程巡航ミサイル「トマホーク」の供与を要請した事実が報道されたことについて、「これらはウクライナとバイデン政権との機密情報だった。このメッセージをどう理解すればよいのか。我々の間に機密事項はないのか」と不満を表した。

「ニューヨーク・タイムズ」は、前日29日にゼレンスキー大統領がバイデン大統領に「勝利計画」を提案した際に、約2400キロの射程距離を誇る「トマホーク」の供与を求めたとし、アメリカ当局者は「まったくもって実現不可能な要求だ」と述べたと報じた。

ゼレンスキー大統領は「私は予防措置と考え提案したが、彼らは『戦争を拡大させるつもりか』と言った」と伝えた。

ゼレンスキー大統領は9月に訪米し、北大西洋条約機構への加盟と長距離ミサイル使用承認を軸とする、「勝利計画」をバイデン大統領に誰よりも先に提案した。

その後、英仏伊の首脳とも会談し、「勝利計画」について説明を行い、16日にはウクライナ国会でも発表した。

なお、一部の内容は引き続き非公開となっている。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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