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イランの女性が下着姿で抗議した背景にある厳しい服装規制、抗議活動への賛同と反響

川田翔平 アクセス  

引用:X

 イスラムの服装規定が厳しいイランの大学で、20代の女性が下着だけで抗議活動を行ったと伝えられた。イラン当局はこの女性について「精神的な健康問題を抱えている」と発表したが、海外メディアは厳格なイスラムの服装規定に対する抵抗と分析している。

2日(現地時間)、主要な海外メディアは現地の情報源やX(旧Twitter)を引用し、テヘランのイスラーム・アザド大学で警備員が身元不明の女性を逮捕したと報じた。

報道によると、大学の広報担当者アミール・マホブはXで「彼女は深刻な精神的ストレスを抱えており、精神疾患を患っていることが分かった」と述べた。しかし、SNSユーザーの間では、この女性が意図的に抗議活動を行ったという見方が広がっている。

イスラム国家に住む女性が厳しい服装の強制に抗議するため、同様の方法を取った事例は過去にもあった。AFP通信によれば、この女性は大学内で宗教警察に服装を指摘された後、抗議の意味で服を脱いだという。

イランでは公共の場で女性のヒジャブ着用が義務化されている。

また、2022年9月には、ヒジャブの着用方法が不適切だという理由で宗教警察に拘束された女性が急死し、それをきっかけに全国で大規模な抗議デモが発生したことがあった。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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