メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプ2期目の対北朝鮮政策は?金正恩は再びトランプと同じテーブルにつくのか

佐藤美穂 アクセス  

大統領選を制しトランプ氏が4年ぶりにホワイトハウスに帰還する。北朝鮮軍兵士のロシア派兵など、対北朝鮮政策は引き続き国際社会にとって悩みの種だ。

トランプ氏は1期目の在任中はもちろん、今回の大統領選でも金正恩総書記との過去の交流をアピールし、「自身が大統領になれば、北朝鮮ともうまくやっていける」と外交面の強みとしてアピールしてきた。

しかし、当時と現在では状況が一変しているというのが朝鮮半島情勢の専門家らの指摘だ。

7日、韓国「聯合ニュース」によると、ブルームバーグ・オピニオンのコラムニストでアジア政治を担当しているカリシュマ・バスワニ氏は「トランプが北朝鮮という難局に立ち向かう」とする寄稿の中で、「制裁や経済的不利益のような現在の対北朝鮮、対ロシア制裁措置は機能していない」と分析した。

バスワニ氏は「トランプは金正恩と『連帯感』という名目を前面に出して、1期目に3度の会談を行った」としながらも、「現在、それが金正恩の暴走をとどまらせるのに十分な名目になるかは疑問だ」と指摘した。

韓国・檀国大学のベンジャミン・エンゲル客員教授は、アメリカの北朝鮮情報専門メディア「NK News」のインタビューで、トランプ氏が北朝鮮との関係に劇的な変化をもたらすかは不透明だとした。

エンゲル教授は「彼は金正恩と依然として良好な関係にあると主張しているが、金正恩はロシアのプーチン大統領とより緊密な関係を築く方向に向かっている」と指摘した。

金総書記の立場としては、トランプ氏の公約のために、現在ロシアから受けている恩恵をあえて手放す意味はないとし、「金正恩は一度トランプに痛い目に遭っている。再びそのリスクをおかすだろうか」とエンゲル教授は述べた。

アメリカのシンクタンク「ランド研究所」所属のイ・ジュン氏も「ハノイで開催された米朝首脳会談で経験した衝撃を念頭に置いた場合、アメリカが求める『完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)』を前提とした交渉テーブルにつく可能性は低い」と解説した。

イ氏は「昨年9月の憲法改正や新型の大陸間弾道ミサイル・火星19号など、最近の北朝鮮の動きを見ると、北朝鮮は合法的な核保有国の立場をアメリカに認めさせることを前提に交渉を試みる可能性が高い」と予測した。

一方、アメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所」の東アジア政策研究センターで韓国担当を務めるアンドリュー・ヨー氏は、金総書記やプーチン大統領のような「くせ者」とトランプ氏の親和性に触れ、「金正恩がトランプとの「友情」を復活させる意思を示せば、トランプもそれに応じる可能性がある」と述べた。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「もう無理に貿易はしない!」丸紅CEOが“85兆円対米投資”を一蹴、「貿易事業からの撤退」示唆
  • ロシア軍、「ドローンだらけの軍隊」へ急変…専門部隊を創設しウクライナ前線に投入
  • 「泥棒呼ばわり」から一夜で急転…金のロレックスが動かした?トランプ氏とスイスの“黄金外交”
  • MS独自チップは迷走、OpenAI成果を“盗み見”できる実態露呈…後発企業の苦境が鮮明に
  • 【NY市場激震】ダウ史上最高vsハイテク急落! 政府閉鎖“解除前夜”に資金が大移動
  • トランプ、米国から英国へ「口封じ」拡大? BBCに1500億円超の訴訟圧力で“報道封殺”極まる

こんな記事も読まれています

  • 「豪華なのにエコ?」エマ・ワトソンの自動車コレクションの中の答え
  • アメリカの名を冠し中国技術を採用 ラム・ダコタの立ち位置はどこに
  • 『パフォーマンス-B STI』、最後のターボBOXERか!?電動化時代に放たれた狼煙
  • 「目的地周辺です」、まだ聞こえるなら旧型ナビの可能性があるかも?
  • ロシア軍、「ドローンだらけの軍隊」へ急変…専門部隊を創設しウクライナ前線に投入
  • 「ドバイ砂漠に男女の切断遺体…」ロシア人8人が関与!“暗号資産詐欺師夫妻”の悲劇的最期
  • 「泥棒呼ばわり」から一夜で急転…金のロレックスが動かした?トランプ氏とスイスの“黄金外交”
  • MS独自チップは迷走、OpenAI成果を“盗み見”できる実態露呈…後発企業の苦境が鮮明に

こんな記事も読まれています

  • 「豪華なのにエコ?」エマ・ワトソンの自動車コレクションの中の答え
  • アメリカの名を冠し中国技術を採用 ラム・ダコタの立ち位置はどこに
  • 『パフォーマンス-B STI』、最後のターボBOXERか!?電動化時代に放たれた狼煙
  • 「目的地周辺です」、まだ聞こえるなら旧型ナビの可能性があるかも?
  • ロシア軍、「ドローンだらけの軍隊」へ急変…専門部隊を創設しウクライナ前線に投入
  • 「ドバイ砂漠に男女の切断遺体…」ロシア人8人が関与!“暗号資産詐欺師夫妻”の悲劇的最期
  • 「泥棒呼ばわり」から一夜で急転…金のロレックスが動かした?トランプ氏とスイスの“黄金外交”
  • MS独自チップは迷走、OpenAI成果を“盗み見”できる実態露呈…後発企業の苦境が鮮明に

おすすめニュース

  • 1
    「すれ違った後100m追いかけられた...」路上で女子中学生を襲った、韓国人の男逮捕も「記憶がない」

    トレンド 

  • 2
    「食べてもすぐお腹が空く」理由が判明!ラーメンやお菓子の食べ過ぎが“脳の構造”まで変えていた

    ヒント 

  • 3
    「木星こそ、私たちの創造主かもしれない」最新研究が明かす“地球誕生”への驚くべき貢献の全貌

    トレンド 

  • 4
    「パンツマン」と呼ばれる少年英雄!高齢夫婦を助けるため、火の中に飛び込んだ18歳高校生が話題

    トレンド 

  • 5
    「娘は感じている」母の信仰と愛が支えた20年、脳の大部分を欠いたまま迎えた“奇跡の誕生日”

    トレンド 

話題

  • 1
    「流れた血で書かれた、あのマーク」...ドイツ中心街で建物と車50台に“卍を描いた”男逮捕!

    トレンド 

  • 2
    「100年ぶりに雨が降らない」降水量92%減、ダム底が見える首都テヘラン…この干ばつは人災だったのか

    トレンド 

  • 3
    【一発KO】中国武術の継承者、“パワースラップ大会”出場も...ビンタ一発で“頬骨陥没”の重症!

    トレンド 

  • 4
    「賭博スキャンダル」で揺れる米スポーツ界!MLB投手2名、金品受け取りで“投球操作”か

    スポーツ 

  • 5
    「中学生が兄に凶器を振るう」伊丹の住宅で“家庭崩壊”事件、警察が動機を捜査中

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]