メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「自由の叫び」領事館近くに描かれたビキニ姿の女子学生、壁画が示すメッセージと社会的反響

太恵須三郷 アクセス  

引用:アレクサンドロ・パロンボのインスタグラム
引用:アレクサンドロ・パロンボのインスタグラム

イタリア北部ミラノ、イラン領事館近くの大学キャンパスで、ヒジャブの着用を取り締まる規制に抗議し「下着デモ」を行い、逮捕されたイランの女子学生の姿を描いた壁画が出現した。

12日(現地時間)、ミラノトゥデイの報道によると、この壁画はイタリアのポップアーティスト、アレクサンドロ・パロンボが10日に公開した作品だ。パロンボは女子学生の釈放を訴えるため、イラン領事館近くの建物の外壁にこの絵を描いた。

壁画では、女性がイラン国旗が描かれた下着の上着と、英語で「自由」(freedom)と書かれた赤い下着を身につけている姿が描かれている。

パロンボは自身のインスタグラムで「彼女の行動は考え深く、その犠牲は衝撃的だ」とし、「彼女は自身の体を通じてメッセージを伝え、イラン女性たちの自由と勇気の叫びを私たちに訴えかけている」と述べた。さらに「共犯者にならないよう、無関心にならないよう、目を背けずに共に闘ってほしい」と付け加えた。

今月2日、イランの首都テヘランにあるイスラムアーザード大学の理工学部キャンパス内で、昼間に下着姿で歩き回る女性の姿を捉えた2分39秒の動画が拡散された。

動画では、この女性が手すりに座り誰かと話している場面や、路上に出て叫ぶように口を開け、頭を後ろに傾ける様子が映っていた。その後、小型車が停車し、車から降りた数人が女性を捕まえて車内に押し込み、どこかへ連れ去った。

この動画を投稿したネットユーザーは「この学生は不適切なヒジャブの着用を理由に、道徳警察からの嫌がらせを受けたが、屈することなく下着姿で抗議しながらキャンパスを歩いた」と説明した。

別のネットユーザーは「道徳警察が女性のヒジャブの下から髪が見えたことを理由に彼女を攻撃し、服を引き裂いた。それに抗議する意味で下着姿で広場に立っていた」と投稿した。しかし大学側は、この学生に対する取り締まりがあったことは認めつつも、道徳警察による暴行はなかったと主張している。

これに関連して国際人権団体アムネスティ・インターナショナルはSNSで「ヒジャブ着用の強制に抗議し、服を脱いだ女性が暴力的に逮捕された」として即時釈放を求めた。

論争が起こると、イラン政府の報道官ファテメ・モハジェラニは「我々はこの学生を問題を抱えた個人として捉え、解決に努めている」と述べ、「この学生の大学復帰について語るのは時期尚早であり、夫によると彼女は治療が必要だという」と説明した。

報道によると、女性の名前はアフ・ダリヤエイ(Ahoo Daryaei)で、逮捕後に治療センターに移送されたが、どのような治療を受けているかは明らかになっていない。一部では、彼女が精神病院に収容されていると主張する声もある。

イラン政府がこの事件を「個人の問題」として扱う背景には、2022年9月にイランを揺るがした「ヒジャブ抗議デモ」があるとみられている。当時、イラン系クルド人女性がヒジャブ着用規則違反の疑いで道徳警察に拘束され、死亡する事件が起きた。

その後、ヒジャブの強制着用に抗議するデモが全国で発生し、治安部隊はこれを暴力的に鎮圧した。イランでは女性が公共の場でヒジャブを適切に着用しない、または「胸の下から足首の上までの身体部分を露出する衣服」を着用した場合、罰金や最大10年の懲役刑に処される可能性がある。

太恵須三郷
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「米国は口出しするな!」中国海警の比漁船攻撃に米が公式非難も、中国は強硬姿勢崩さず
  • 「隠密兵器の終焉か?」ウクライナが史上初 、ロシア潜水艦を“水中ドローン”で撃破宣言!
  • 【衝撃宣言】米史上初「フェンタニル=大量破壊兵器」指定!米が“軍事行動”へ踏み込む布石か
  • 「敗戦国の日本が約束を破った!」中国、国連で日本を名指し非難...“台湾発言”撤回を要求

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

おすすめニュース

  • 1
    EXOファンミ当日に突然の不参加、急遽北京へ…中国人メンバーが謝罪「今後のアルバム活動には参加する」

    エンタメ 

  • 2
    「悔しくて飲みすぎた」10年前の機内騒動に謝罪…ビジネスクラスが取れずワインをがぶ飲み?

    エンタメ 

  • 3
    歌声もビジュアルも完璧…SEVENTEEN ドギョム&スングァン、名曲カバーでファンを魅了

    エンタメ 

  • 4
    約2年半ぶりに帰還…EXO、8thフルアルバム『REVERXE』で2026年の幕開けを飾る

    エンタメ 

  • 5
    パワハラ論争の有名芸人、新バラエティの撮影中にマネージャーが辞表を提出?番組制作・放送中止へ

    エンタメ 

話題

  • 1
    「最初の暴露の後、脅迫されていた」人気俳優の私生活を暴露したドイツ人女性、法的措置を宣言

    エンタメ 

  • 2
    「飢えた飼い犬が2歳女児を殺害」...米で起きた最悪の家庭内悲劇!両親に“第1級殺人”容疑

    トレンド 

  • 3
    「ここまでしないと服も買えないのか」中国で拡散する女性の“土下座動画”が突きつけた現実

    トレンド 

  • 4
    「母に監視されている」と信じ殺害、妄想に同調したAIチャットの影

    トレンド 

  • 5
    「そのままでは壊死する」...5か月間”足の甲”に耳を付けて過ごした女性、そのワケとは?

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]