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「トランプの敗北を確信していた」マスクがベゾスをSNSで口撃、宇宙産業において激しく競合する両者

荒巻俊 アクセス  

経済誌「フォーブス」が発表した2024年版の世界の富豪ランキング「フォーブス400」で1位、2位にランクインしたテスラのイーロン・マスクCEOとアマゾン創業者のジェフ・ベゾスだが、大統領選の結果について、SNSでマスクがベゾスを口撃し、両者の確執が注目を集めている。

21日(現地時間)マスクはX(旧Twitter)で「今夜、マール・ア・ラーゴで知ったのだが、トランプは(大統領選で)確実に負けるから、テスラとスペースXの株はすべて売却すべきだと、ジェフ・ベゾスが周囲に話していたみたいだ」と投稿した。

「マール・ア・ラーゴ」とはトランプ次期大統領がフロリダ州に所有する邸宅兼プライベートクラブで、大統領選勝利の立役者の1人といわれるマスクは、選挙後もここに留まり、トランプ次期大統領と密接に過ごしているといわれている。

しかし、ベゾスはマスクの主張に対して「これは100%事実ではない」と自身のXに投稿し、すぐさま反論した。

その後、マスクは「それなら訂正しよう」というテキストに涙目で笑う絵文字をつけて返信したが、経済情報サイト「ビジネスインサイダー」は「結局マスクの主張の真偽は確認できなかった」と伝えた。

最新の「ブルームバーグ・ビリオネア指数」でも、総資産3,310億ドル(約51兆1,060億円)とマスクは世界一の富豪に君臨している。

マスクの資産は7月にトランプ支持を初めて表明した時の2,600億ドルから30%近く急増した。

なお、ベゾスの総資産は2,260億ドル(約34兆9,000億円)で2位を維持している。

アメリカ「CBS」は、両者の応酬について「マスクとベゾスはここ数年、宇宙産業において激しく競合してきた」とし、「トランプがホワイトハウスに戻ることが決まった今、誰がトランプ政権下で事業を成功させることができるか競っているようだ」と分析している。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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