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「北朝鮮まで1.4km」非常戒厳令を警戒し、北朝鮮との国境付近で計画されていた大規模イベントが突如中止に

太恵須三郷 アクセス  

引用:金浦市
引用:金浦市

昨夜、韓国のユン・ソンニョル大統領が非常戒厳令を宣言して以来、緊迫した情勢が続く中、京畿道(キョンギ道)金浦(キンポ)市が北朝鮮と最も近い「愛妓峰(エギボン)」でレーザーショーの実施を検討していることが明らかになり、物議を醸している。

金浦市は4日、エギボン平和生態公園でクリスマスツリー点灯式とともにレーザーショーを21日に行う企画をしていると発表した。この計画が知られると、北朝鮮を刺激する恐れがあるとの懸念の声が上がっている。オ・ガンヒョン金浦市議は「レーザーショーを行えば南北の緊張関係をさらに高める可能性がある」とし、「現時点でエギボンが注目を集めるようなイベントは推進すべきではない」と述べた。

北朝鮮からわずか1.4kmの距離にあるエギボンは、安全上の理由から昼間は制限された人数のみが出入りできていたが、昨年末から夜も入場可能となった。最近まで金浦市は海兵隊から今月のイベントについて前向きな回答を得たが、戒厳事態の影響で計画が変更される可能性があると説明した。金浦市の関係者は「今年の旧正月の際にもライトショーを開催したが、北朝鮮による特異な動きは見られなかった」としながらも、「現在の状況を十分に考慮し、軍部隊と協議を継続しながら実施の可否を最終的に判断する予定だ」と語った。

一方、金浦市はエギボンに大型の太極旗掲揚台を設置する案も検討している。エギボンは1971年から毎年年末に高さ18mの鉄塔をクリスマスツリーとして飾り点灯することで有名になったが、このクリスマスツリーが南北の対立を引き起こし、2014年には撤去された。過去に北朝鮮はこの塔を「対北宣伝施設」と規定し撤去を要求し、2010年には砲撃の脅迫までもしたことがある。

太恵須三郷
editor@kangnamtimes.com

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