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国外逃亡のシリア大統領宮殿で国民激怒!アサド前大統領の贅沢な生活が浮き彫りに

太恵須三郷 アクセス  

引用:AP通信
引用:AP通信

シリアの前大統領バッシャール・アル=アサドの宮殿で高級品が発見され、国民の怒りを招いている。

9日(現地時間)、英ガーディアンなどの海外メディアによると、シリアの大統領宮殿でフェラーリF50やランボルギーニ、ロールス・ロイスなどの超高級車が複数発見された。

アサド前大統領一族の純資産は16億ポンド(約3,112億7,870万円)に達すると、米国務省は推定している。英スカイニュースによると、フェラーリF50が349台限定生産の特別モデルで、その価値は数億円にのぼるとされている。

シリアのインフルエンサーでコメディアンのファディ・マズ氏が公開した映像には、大統領宮殿の冷蔵庫は肉で満たされ、高級ブランドの買い物袋が散乱している様子が映し出されていた。SNS上では、市民が大統領宮殿に押し寄せ、家具を破壊し、物品を略奪するシーンが拡散している。

アサド前大統領の妻、アスマ夫人は英語、フランス語、アラビア語に堪能で、知的で優雅なイメージから「シリアのダイアナ妃」と称されていた。しかし、内戦中に数千万円相当の贅沢品を購入したことが報じられ、「シリア版マリー・アントワネット」と批判された。

世界銀行の2022年報告書によると、シリアの人口の約70%にあたる1,450万人が貧困層にあり、約25%が極度の貧困状態にある。

また、8日にはイスラム過激派の反政府勢力が首都ダマスカスに侵入し、13年続いたシリア内戦が終結したことが報じられた。この内戦により、62万人が命を落としたとされている。

太恵須三郷
editor@kangnamtimes.com

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