メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「悪魔の風」が再び襲来…LA高級住宅地マリブで大規模火災、代々木公園16個分が炎上

太恵須三郷 アクセス  

引用:AP通信
引用:AP通信

米国ロサンゼルス(LA)郡西部の観光名所であるマリブ海岸で大規模な山火事が発生し、周辺地域の住民2,000人以上に避難命令が出された。

10日(現地時間)、カリフォルニア州消防当局によると、前日の午後10時50分ごろ、マリブ海岸付近で発生した火災は、翌日午前9時までに2,200エーカー(約8.9平方キロメートル)に拡大した。この面積は東京の代々木公園(約0.54平方キロメートル)の約16倍に相当する。当局は、いまだ火災を抑え込めておらず、鎮火率は0%だと述べた。

この火災は、マリブ海岸に立ち並ぶ高級住宅約8,100棟を脅かしている。LA郡消防局のアンソニー・マロン局長は「被害を受けた住宅はごくわずか」と述べたが、AP通信は、自社の写真記者が少なくとも1軒の住宅が炎に包まれる様子を目撃したと報じた。

火災は住宅地だけでなく、マリブ海岸に位置する私立大学ペパーダイン大学のキャンパス周辺にも達した。同大学の学生が撮影して共有した動画には、夜間に遠方で炎が燃え上がる様子が映されている。

引用:AP通信
引用:AP通信

大学の寮監によると、前夜遅くから寮で停電が発生し、窓からは遠くで火の手が上がっているのが見えたという。寮監は各部屋を回り、学生たちを避難させたとAP通信に語った。大学側は翌朝、「最悪の事態は過ぎた」とし、「山火事による全ての脅威から安全に守られている」と発表した。

歴史的な名所である「マリブピア」も火災の脅威にさらされたが、炎が到達することはなかったと当局者は伝えた。

火災の原因は特定されていないが、強風が被害を拡大させた主な要因だとされている。消防当局によると、火災の面積は前夜午後11時54分時点で約100エーカーだったが、4時間で1,800エーカー以上に拡大したという。前夜、LAを含む南カリフォルニア一帯では、最大時速65キロメートルの突風が吹いていた。

米国気象局(NWS)によると、この地域の強風は11日まで続く見込みで、消防当局が火災を抑えるのは困難だと予想されている。特にNWSロサンゼルス事務所は、この日の風速が最大105キロメートル/時に達する可能性があると予報した。

カリフォルニアで「サンタアナ風」と呼ばれるこの強風は、シエラネバダ山脈からカリフォルニア沿岸に吹き付ける局地的な突風で、秋から冬にかけて頻繁に発生する。時にはハリケーン並みの速度で吹き、風向きを予測するのが難しいため「悪魔の風」とも呼ばれている。

消防当局は、風がさらに強くなる前に火を抑えるため、同日午後に1,000人以上の人員を投入する計画を発表した。

今回の火災が、強風によって破損した電線や電柱などの電気設備から始まった可能性も指摘されている。AP通信によれば、2018年にマリブを襲い3人の命を奪った火災も、南カリフォルニアに電力を供給するエジソン社の設備から発火したことが原因だったという。

太恵須三郷
CP-2023-0094@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”
  • “共和党の優位崩壊か” テネシー補選は辛勝…中間選挙で「トランプ失速」が現実味
  • 【中国激怒】ロンドン“巨大大使館”が再び暗礁──スパイ拠点疑惑で承認延期「あれは拘束施設だ!」
  • “遅刻の達人”プーチン氏、停戦協議を前に米特使をほぼ1時間待機させる
  • 「名前は言わないけど日本と韓国だ!」対米巨額投資も...トランプ氏「米国を食い物にした」と罵倒

こんな記事も読まれています

  • 「雪がなくても危険」普段使っていたタイヤが冬に性能が二倍落ちる理由
  • 【スパイショット】2026年デビューへ、EV化してもフェラーリの軸は揺れない
  • Sクラスが“自ら動くセダン”へ進化、ロボタクシー技術がついに高級車へ
  • レクサスが“V8最後通告”、次世代クーペ統合でスポーツ体系が激変
  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”
  • “共和党の優位崩壊か” テネシー補選は辛勝…中間選挙で「トランプ失速」が現実味
  • 【中国激怒】ロンドン“巨大大使館”が再び暗礁──スパイ拠点疑惑で承認延期「あれは拘束施設だ!」

こんな記事も読まれています

  • 「雪がなくても危険」普段使っていたタイヤが冬に性能が二倍落ちる理由
  • 【スパイショット】2026年デビューへ、EV化してもフェラーリの軸は揺れない
  • Sクラスが“自ら動くセダン”へ進化、ロボタクシー技術がついに高級車へ
  • レクサスが“V8最後通告”、次世代クーペ統合でスポーツ体系が激変
  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”
  • “共和党の優位崩壊か” テネシー補選は辛勝…中間選挙で「トランプ失速」が現実味
  • 【中国激怒】ロンドン“巨大大使館”が再び暗礁──スパイ拠点疑惑で承認延期「あれは拘束施設だ!」

おすすめニュース

  • 1
    甘い一杯が免疫を崩壊、風邪の時に飲むホットチョコレートが回復を長引かせる衝撃メカニズム

    健康 

  • 2
    「ボイスフィッシングで苦しい…遺産をもっとくれ」刃物を持って姉を訪ねた50代男の言い分

    トレンド 

  • 3
    配管を伝ってマンションに侵入した20代窃盗犯…“偶然居合わせた消防士”に見破られた一部始終

    トレンド 

  • 4
    【フランスの大失態】映画の聖地シネマテークで“トコジラミ乱舞”…全国拡散の恐れ

    トレンド 

  • 5
    縁かと思いきや‟仇”だった…DNA検査で見つけた異母姉妹、突然「死んだ父の賠償金をよこせ」と要求!

    トレンド 

話題

  • 1
    「日本に生まれてよかった!」捨てられた食品で作る‟伝統食”が中国SNSで大反響

    トレンド 

  • 2
    しゃっくりに悩まされたら——「最も確実に止める方法」はどれ?

    フォトニュース 

  • 3
    横たわるオスライオンに、別のオスが“乗りかかった”…なぜこんな行動を?

    フォトニュース 

  • 4
    【BTS並みの快挙】Stray Kids、8作連続ビルボード1位…メインチャートも制覇し米国進出の勢い加速

    エンタメ 

  • 5
    二度の離婚&元夫に翻弄された女優…10億の借金を背負った壮絶な人生を告白「生放送現場まで押しかけたきた」

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]