メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

カナダ経済に「トランプショック」の足音…生産性は70年代の6位から18位に転落、専門家「経済立て直しの好機」

川田翔平 アクセス  

引用:AFP通信
引用:AFP通信

来年1月に就任するドナルド・トランプ次米期大統領の貿易戦争予告を経済再生の好機とすべきだとの見方が、カナダ内で広がっている。

25日(現地時間)フィナンシャル・タイムズ(FT)は、カナダの経済専門家らがトランプ次期大統領の脅威を、低迷していた生産性や経済成長率、人口などを引き上げる契機として捉え始めていると報じた。

トランプ次期大統領がカナダからの輸入品に25%の関税を課すと予告したことで、カナダのジャスティン・トルドー首相と対立していたカナダのクリスティア・フリーランド財務相が辞任に追い込まれた。

フリーランド氏は辞任の書簡で、トランプ当選でカナダが大きな試練に直面しているにもかかわらず、トルドー首相がクリスマスツリー購入時の免税やカナダ国民の半数に250カナダドル(約2万7,320円)を支給する景気対策を提案したことを強く批判した。

カナダの輸出の80%は米国向けで、その中には石油やガス、自動車、鉄鋼、ウランなどの重要資源が含まれている。

FTは、トランプ次期大統領が米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を破棄すれば、カナダ経済は大打撃を受け、景気後退に陥る可能性があると指摘した。

カナダの失業率は約7%、家計債務は主要国首脳会議(G7)の諸国中最高水準にあり、景気後退が起これば脆弱な状況に陥る恐れがある。

生産性も低下しており、平均賃金は米国50州のどの州よりも低いことが判明した。

3月、カナダでフードバンクを利用する市民が200万人を超え、2023年比で6%増、2019年比では90%の急増となった。

カナダ経済が消費と不動産に過度に依存していることも問題視されている。

格付け会社のムーディーズの理事、ウィリアム・フォスター氏は「トランプの大統領復帰で予想される痛みを『ストレステスト』と捉え、カナダ経済を立て直す好機となる」と述べた。

カナダの生産性は1970年には6位だったが、2022年にはOECD加盟国中18位まで落ち込み、労働生産性はコロナ禍以前の水準にも戻っていない。

カナダで早期総選挙を求める声が高まる中、ウェリントン・オルタース・プライベート・ウェルスの市場戦略アナリスト、ジム・ソン氏は「トランプの勝利はカナダに警鐘を鳴らした」と指摘した。

FTは専門家の見解を引用し、イノベーション、生産性、競争力を強化することで雇用機会を拡大し、賃金を引き上げられるとし、政府には歳出削減、税制改革、投資環境の改善が求められていると伝えた。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦
  • 「観光客は昼来るな!?」東京のそば店、“観光客お断り”の張り紙で大炎上!本部が即座に撤去指示
  • 「スイス、女性徴兵制の是非を国民投票へ」賛否双方が“男女平等”を掲げるという奇妙な対立に
  • 「中国、レアアース覇権を急拡大!」19カ国と採掘協力強化で“安定供給網”を構築
  • 「中立どころかロシアとグルじゃないか!」米露の“秘密協議”流出でウクライナ世論激怒

こんな記事も読まれています

  • 「免許もいらないって?」、米国でフライングカーがついに公開飛行
  • 整備工場が絶対に言わない、“見落とすだけで年間数万円消える習慣”
  • トヨタが米国で再値上げに踏み切る、強気の価格戦略は日本市場にも波及するのか
  • 急な冷え込みが招く“静かな危険”、朝の凍結チェックを知らずに壊れる車
  • 沖縄で“飛来鉄板”が運転席を襲う寸前!トルコでは巨大木材が頭上に落下…紙一重の“死の瞬間”が映像に
  • 「チョコチップクッキーかな?」見ているだけで幸せ…ぷにゅっとした黒い肉球に悶絶必至
  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦

こんな記事も読まれています

  • 「免許もいらないって?」、米国でフライングカーがついに公開飛行
  • 整備工場が絶対に言わない、“見落とすだけで年間数万円消える習慣”
  • トヨタが米国で再値上げに踏み切る、強気の価格戦略は日本市場にも波及するのか
  • 急な冷え込みが招く“静かな危険”、朝の凍結チェックを知らずに壊れる車
  • 沖縄で“飛来鉄板”が運転席を襲う寸前!トルコでは巨大木材が頭上に落下…紙一重の“死の瞬間”が映像に
  • 「チョコチップクッキーかな?」見ているだけで幸せ…ぷにゅっとした黒い肉球に悶絶必至
  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦

おすすめニュース

  • 1
    「あの女か、私か!選べ!」元妻との“3人関係”要求に激怒した60歳妻、ついに引き金を引く

    トレンド 

  • 2
    【鼻に81本】子どものために“身体の限界”へ挑んだ父親…狂気の修行がついにギネスを破った!

    トレンド 

  • 3
    「1隻で国家級の力を持つ」米国だけが運用する“超大型移動式海軍基地”とは

    フォトニュース 

  • 4
    「目を閉じて、ヘリを操縦する」夜間だけ活動するこの“特殊部隊”の正体とは?

    フォトニュース 

  • 5
    2兆円規模のアメリカ空母が“中国の砂漠のど真ん中にある”理由

    フォトニュース 

話題

  • 1
    目の前で“核爆発の閃光を見た人々”の身体に起きる衝撃的な現象

    フォトニュース 

  • 2
    「世界最悪の空母」中国・福建艦が抱える“致命的欠陥”

    フォトニュース 

  • 3
    毎日‟少し控える”だけで、脳の老化まで遅らせられる?

    ライフスタイル 

  • 4
    男82人を呼び“妻の尊厳を損なった”…動画までSNSに拡散させた夫、ドイツで裁判開始

    トレンド 

  • 5
    「湖に浮かぶ巨大モップ!?」白いコモンドール犬の“水上散歩”に世界が釘付け!

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]