メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

シリア反政府組織指導者、ロシアとの戦略的協力関係を強調!選挙実施には最大4年を要すると明言

川田翔平 アクセス  

引用:AFP通信
引用:AFP通信

シリア北西部の戦略的要衝フメイミム空軍基地の入口には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の写真が掲げられ、ロシア兵が警備に当たっている。

シリア反政府組織ハイアト・タハリール・アル・シャーム(HTS)の指導者アフメド・アルシャラ(旧称アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー)は29日(現地時間)、ロシアと戦略的利益を共有していると明かした。また、選挙実施の準備には4年を要すると述べた。

アルシャラは、サウジアラビアのテレビ局「アルアラビーヤ」とのインタビューで、シリアの現在の移行期をどのように乗り越えるかについて説明した。インタビューでは、対露関係の維持からシリア北東部のクルド勢力との交渉まで、幅広い問題に言及した。彼はアサド政権崩壊後も、シリアで特別な利害関係を持つロシアの重要性を強調した。「ロシアには長年の関係に反する形で撤退してほしくない」と述べ、フメイミムとタルトゥスのロシア軍基地の存在を言及した。シリア北西部のフメイミム空軍基地と西部のタルトゥス海軍基地は、ロシア軍の重要拠点だ。彼は「シリアはロシアと戦略的利益を共有している」と強調した。ロシア当局者も以前、両国間の国際条約がこれらの基地の正当性を裏付けていると主張していた。

またアルシャラは、北東部の分断された地域への打開策として、クルド人部隊が率いるシリア民主軍(SDF)との交渉を進めていることを認めた。彼は「北東部地域の問題を解決し、最終的に政府軍への統合を目指す」とし、「クルド人はシリアに不可欠な存在で、分割は不可能」と付け加えた。アルシャラはHTSを含むすべての武装勢力が「適切な時期に解体される」と繰り返し強調しながら、当局は革命精神ではなく「国家中心のアプローチで国を運営する」と説明した。中国国営の新華社通信によると、この再編は国民対話会議および国防省の設立と並行して行われる見通しだ。

アルシャラはさらに、新憲法の制定には最大3年、信頼できる選挙の実施には4年かかる可能性があると明言した。透明性と公平性を確保するため、投票手続きに先立って包括的な国勢調査が必要だと述べた。また、法の支配を回復し、長年の戦争がもたらした混乱を終結させる緊急性を強調した。一部で報復行為があったことを認めつつも、社会分断の規模を考えれば予想より少ないと主張した。彼はアサド政権打倒後、サウジアラビアの「非常に前向きな」コメントを歓迎し、過去の支援に感謝の意を表明しつつ、戦争で荒廃した国の再建に向け、サウジアラビアからの大規模投資を構想していると語った。

引き続きアルシャラは西側の制裁解除を訴え、トランプ政権下で導入されたシリア経済を圧迫する「シーザー・シリア市民保護法(シーザー法)」などの措置を新政権が撤回することを期待すると述べた。シーザー法は、シリア内戦で深刻な人権侵害を行ったシリア政府を制裁するため、米議会超党派で提案した法案だ。アサド政権の人権侵害の記録と写真証拠を国際連合(UN)などに提供した、シリア軍出身の写真家の名にちなんでいる。

一方でアルシャラは、イランの継続的な関与に疑問を呈し、中東地域政策の再考を促した。一部のシリア人がイランの建設的な貢献を望んでいることを認めつつ、政権奪取後に国内のイラン施設を確保する措置を講じたものの、イラン側から前向きな反応がないことへの失望感を示した。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「米国は口出しするな!」中国海警の比漁船攻撃に米が公式非難も、中国は強硬姿勢崩さず
  • 「隠密兵器の終焉か?」ウクライナが史上初 、ロシア潜水艦を“水中ドローン”で撃破宣言!
  • 【衝撃宣言】米史上初「フェンタニル=大量破壊兵器」指定!米が“軍事行動”へ踏み込む布石か
  • 「敗戦国の日本が約束を破った!」中国、国連で日本を名指し非難...“台湾発言”撤回を要求

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

おすすめニュース

  • 1
    「手抜きではありません」あえて撮影現場に“まっさらな台本”を持っていく理由?長年の経験が導いた独自スタイル

    エンタメ 

  • 2
    「米B-21を完コピーか?」レーダー無力化を狙う中国の新兵器、ステルス無人機“CH-7”が初飛行成功!

    フォトニュース 

  • 3
    フォークとナイフで巨大マグロと対面…人気大食いクリエイターの“伝説級”なスケール感が話題に

    エンタメ 

  • 4
    通算95週1位という異次元の到達点へ…テイラー・スウィフト、12thアルバムで再びビルボードの頂点に

    エンタメ 

  • 5
    亡き母の霊を慰めた結果…中国で息子も同じウイルス感染

    トレンド 

話題

  • 1
    パフォーマンス論争に巻き込まれたG-DRAGON、メンバーに声の出し方を相談?「問題の原因を知りたかった」

    エンタメ 

  • 2
    元メジャーリーガーが語る遠征続きの人生を支えてくれた妻との幸せな時間「妻と一杯飲みながら一日を終える」

    エンタメ 

  • 3
    少女時代・ティファニー、有名俳優と結婚前提の交際を発表「安らぎを与えてくれる存在」

    エンタメ 

  • 4
    互いを恐れている夫婦…「話しかけるのも怖い」「どこで怒るか分からない」前代未聞の“そっくり夫婦”に衝撃

    エンタメ 

  • 5
    懐かしさと爽快感が交差する一曲…H1-KEY『君は夏だった』で“次世代ガールズグループ”の地位を確立

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]