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240億km先の宇宙で今も飛行中…カーター元大統領が残した「最後の声」とNASAが明かす知られざる宇宙開発の歴史

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引用:カーターセンター
引用:カーターセンター

第39代米大統領を務めたジミー・カーター元大統領が29日(現地時間)、故郷のジョージア州プレーンズの自宅で逝去した。享年100歳。

ビル・ネルソン米航空宇宙局(NASA)長官は「カーター元大統領に敬意を表する」と題した追悼文をNASAのホームページに掲載した。カーター元大統領の在任期間中(1977~1981年)、NASAはボイジャー探査機を宇宙に打ち上げている。現在、ボイジャー1号と2号は太陽系を離れ、星間空間の探査を続けている。ボイジャー1号は1977年9月5日に、ボイジャー2号はそれに先立つ1977年8月20日に打ち上げられた。

引用:NASA
引用:NASA

ネルソン長官は「カーター元大統領は、世界をより良い場所にするために生涯を捧げた公職者だった」と述べ、「彼は私たちに、誰もが変化をもたらす力を持っていることを示してくれた」と評価した。カーター元大統領は、困窮者を助け、環境を保護し、市民権と人権を擁護するなど、「常に正しいことを行おうと努めた素晴らしい人物」だったと回顧した。

ネルソン長官は特にボイジャー計画との関連を強調し、「地球から人類が作った物体として最も遠くに到達したNASAのボイジャー1号には、カーター元大統領の音声メッセージが収録されている」と述べた。ボイジャー1号は現在、地球から約240億km離れた星間空間を飛行中だ。

ネルソン長官は「カーター元大統領は、私たちが星を見上げるとき、共通点を見出せるという重要な真理を教えてくれた」と述べ、「彼の遺産は地球を永遠に改善し続けるだろう」と語った。さらに「NASA一同は、カーター家族を心に留めている」とし、「カーター元大統領の御冥福をお祈りする」と付け加えた。

アイニュース24
editor@kangnamtimes.com

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