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総司令官「ウクライナ地上軍の越境攻撃開始以降、ロシア軍に甚大な兵力損失を与えることに成功」

梶原圭介 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は、昨年8月にウクライナ軍がロシア西部クルスク州への越境攻撃を開始して以来、ロシア軍が3万8,000人相当の兵力と1,000台以上の軍事装備を失ったと明らかにした。

1日(現地時間)ウクライナ現地の英字メディア「キーウ・インディペンデント」によると、シルスキー総司令官はテレグラムを通じ、クルスク州に駐留する兵士たちの功績を賞賛したと発表したという。

彼らの勇気と衰えぬ戦闘力により、ロシアの兵力と軍事装備に大きな損失を与えることができたと称えた。

また、「12月30日には189人のウクライナ人捕虜が帰還することができた」とし、これはウクライナ軍がロシア軍700人を拘束し、捕虜とした成果だと述べた。

そして「我々は引き続き占領者に立ち向かう」とし、「相手がロシアのパスポートを持っていようが、北朝鮮のパスポートを持っていようが関係なく、戦闘は続く」と締めくくった。

ウクライナは昨年8月にクルスク州への越境攻撃を開始し、最大で1,300平方キロメートルにおよぶロシア領土を占領した。

ただし、その後はロシア軍の反撃を受け、当初占領した領土の約半分を失った。

今後、ウクライナは占領地を対ロシアとの和平交渉の切り札としたい考えだ。

ウクライナの思惑に反し、ロシアはクルスク州に約1万2,000人もの北朝鮮軍兵士を配備し、ウクライナ軍の排除を図っている。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、派兵された兵士のうち3,000人以上の北朝鮮兵士が死傷したと発表し、また、アメリカは北朝鮮軍の死傷者を1,000人程度だと推計した。

北朝鮮軍に多くの犠牲者が発生している原因には、ドローンの使用など最新戦術への理解度不足や現地の地形に不慣れなことがあげられている。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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