メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「イギリス首相は辞任すべき」、「ドイツ極右が最後の希望」…マスク氏の過激発言が物議、欧州首相らは「ご機嫌取り」に奔走

佐藤美穂 アクセス  

発足間近の第2期トランプ政権の実力者とされるテスラのイーロン・マスクCEOが、英国とドイツの現政権を攻撃し、極右勢力への支持を公然と表明した。一方、フランスやイタリアなど欧州の指導者たちは、マスク氏の機嫌を取ろうと必死になっている。

3日(現地時間)、英米の主要メディアによると、マスク氏はSNS「X(旧:Twitter)」で、英国王のチャールズ3世が議会を解散し、新総選挙を実施して就任7カ月の労働党政権を退陣させるべきだとの投稿に「イエス」と同意を示した。前日には、キア・スターマー英首相が2008年から2013年の王立検察庁(CPS)長官を務めていた際、児童性的搾取事件を隠蔽したと非難し、再調査と辞任を求めた。また、昨年10月から服役中の英極右活動家トミー・ロビンソンの即時釈放も訴えた。さらに、マスク氏は先月、トランプ次期大統領の別荘「マー・ア・ラゴ」で極右のナイジェル・ファラージ英国改革党党首と会談し、1億ドル(約158億2,400万円)の政治献金を約束したとされる。

来月23日の総選挙を控えたドイツでも、マスク氏による選挙介入が指摘されている。マスク氏は極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」を公然と支持しており、先月20日には「X」で「AfDだけがドイツを救える」と投稿。年末にはドイツ紙に寄稿し、「AfDがドイツの最後の希望」と記した。また、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー独大統領(社会民主党SPD所属)を「反民主的な暴君」と呼び、オラフ・ショルツ独首相を「無能な馬鹿で辞任すべき」と激しく非難している。

これに対し、英シンクタンク「ブリティッシュ・フューチャー」のスンダー・カトワラ所長は「マスクCEOのメッセージは英独では受け入れられていないが、両国政府はトランプ次期大統領との関係を考慮し、対応に苦慮している」と指摘した。また、「トランプ次期大統領との関係構築だけでも難しいのに、公職者でもないマスク氏が中心に座っている」と述べ、欧州諸国が第2期トランプ政権とマスク氏の顔色をうかがわざるを得ない状況を説明した。

その一方で、マスク氏の攻撃対象から外れたフランスのマクロン大統領とイタリアのメローニ首相は、むしろ彼に取り入る姿勢を見せている。マクロン大統領は昨年12月7日のノートルダム大聖堂再開式にトランプ次期大統領とともにマスク氏を招待し、今年2月にパリで開催予定の人工知能(AI)関連首脳会議にも両者を招待した。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「不当な関税を返せ!」コストコが米政府を提訴…関税違法“確定”前に還付を狙う動きか
  • 【戦争寸前】トランプ氏、ベネズエラ麻薬組織に“本土侵攻”を予告
  • Apple、Siri改編難航の中でAI責任者を全面交代
  • 「韓国に欺かれた!」組立機と見下した韓国製戦闘機、ステルス強化計画を知った中国が凍りついた
  • スターバックス、NY労働法違反で“史上最大”60億円支払い…50万件違反の重すぎる代償
  • NVIDIA幹部が明言「1000億ドルのOpenAI投資、契約は未完了」

こんな記事も読まれています

  • 「アメリカで囁かれる失望」ホンダ新型、“期待を煽るPRなのに加速はミニバン並み
  • EV停滞を打ち破る“反逆者”たちが登場、2026年“個性爆発EV”が内燃派を動揺させる
  • 「冬の死角が露わに」WD-40を噴射した瞬間、タイヤ接地力が消える“危険な裏ワザ”が炎上
  • 「5年前の事故が今さら再燃」テスラに“1億円超”請求した運転者の告発とは
  • ゼレンスキー大統領、終戦交渉の透明性を強調、ウクライナ抜き決定に強く反発
  • 夜5時から深夜まで“男だけの楽園”営業、マレーシア当局が語る男性専用ウェルネスセンターの危険なビジネスモデル
  • 未婚と信じて体を許したら、後から妻子の存在を知った!裁判所が行為の同意に突きつけた新しい物差し
  • Apple、Siri改編難航の中でAI責任者を全面交代

こんな記事も読まれています

  • 「アメリカで囁かれる失望」ホンダ新型、“期待を煽るPRなのに加速はミニバン並み
  • EV停滞を打ち破る“反逆者”たちが登場、2026年“個性爆発EV”が内燃派を動揺させる
  • 「冬の死角が露わに」WD-40を噴射した瞬間、タイヤ接地力が消える“危険な裏ワザ”が炎上
  • 「5年前の事故が今さら再燃」テスラに“1億円超”請求した運転者の告発とは
  • ゼレンスキー大統領、終戦交渉の透明性を強調、ウクライナ抜き決定に強く反発
  • 夜5時から深夜まで“男だけの楽園”営業、マレーシア当局が語る男性専用ウェルネスセンターの危険なビジネスモデル
  • 未婚と信じて体を許したら、後から妻子の存在を知った!裁判所が行為の同意に突きつけた新しい物差し
  • Apple、Siri改編難航の中でAI責任者を全面交代

おすすめニュース

  • 1
    「中国の妨害にも負けず!」浜崎あゆみ、“無観客ライブ”敢行「忘れられないステージに」

    エンタメ 

  • 2
    知らぬ間に家族を危険に…“水切りカゴ”が最悪の汚染源になるワケ

    ヒント 

  • 3
    「ゴミ箱の鶏肉」を揚げて50円で販売…フィリピンの“中古チキン”にSNS大ショック

    トレンド 

  • 4
    身体を張った“実証実験”が悲劇に…ロシア人トレーナー、極端増量の末に急死

    トレンド 

  • 5
    「他者の最期を見届けてきた男」ディグニタス創設者、‟自ら選んだ死”で人生に幕

    トレンド 

話題

  • 1
    「眠いけど、この子を守らなきゃ…!」眠気と戦いながら妹を見守る“責任感いっぱい”のお姉ちゃん

    フォトニュース 

  • 2
    「おばあちゃん、死なないで...!」飼い主の脳出血を察知し、ゴロゴロ警告 “嫌われ者”から命の恩人に昇格!

    フォトニュース 

  • 3
    「飛行可能時間はわずか3分」世界で最も弱い戦闘機の現実

    フォトニュース 

  • 4
    「時速80キロで迫る逆走車!」長岡で逆走車と“正面衝突寸前”の恐怖体験

    フォトニュース 

  • 5
    「戦争の火種をまく中国」日台間を横断した“危険無人機”に日本が断固たる鉄槌

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]