メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

北朝鮮、住民の監視を強化!脱北者の家族や携帯電話使用者を対象にした厳しい監視とその背景

川田翔平 アクセス  

引用:朝鮮中央通信
引用:朝鮮中央通信

北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は、昨年12月19日に平安北道(ピョンアンブクト)など、北朝鮮の水害地域の住民が金正恩総書記に宛てた手紙の採択会議が行われたと報じた。

北朝鮮当局が最近、人民班(町内会)を中心に住民の監視と統制を大幅に強化し、危険分子リストに載った住民への監視が苛烈なほど厳しく行われていると8日(現地時刻)に伝えられた。

この日、北朝鮮専門メディアの「デイリーNK」は、身元保護のため匿名を希望した咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋を引用し、「最近、会寧市(フェリョンし)で犯罪危険分子リストに載った住民への監視がさらに強化された」とし、「彼らは特に悪いことをしていなくても、日常生活で監視の目を逃れられない状況だ」と伝えた。

危険分子として分類される対象は、脱北者の家族や中国の携帯電話使用者、教化所出所者、過去の脱北未遂者、事件・事故による早期除隊者などだ。北朝鮮当局はこれらの人々を体制への脅威と見なし、厳重な監視を行っていると推測される。

北朝鮮当局は、犯罪の可能性があると判断した人々を危険分子リストに載せ、安全員や情報員にその一挙手一投足を監視させている。これらの人々は外出時も、安全員や情報員の密着監視を受けているとされる。

情報筋は「脱北者の家族は、安全員の情報提供者でありながら同じ人民班に住む隣人に尾行された」とし、「尾行した住民は安全員の指示を受け、脱北者家族の動きを記録するために後をつけた」と語った。

さらに「安全員が住民への監視を強化するのは、上部組織の指示に基づいている」とし、「安全員の実績が低いと、実績報告会で上部から厳しく叱責されるため、これを避けようと無理な監視活動を行う傾向がある」と説明した。

実際に先月28日、会寧市に住むある脱北者の家族は、自宅から15里(約6km)離れた親戚の家を訪問する際も、終始隣人の監視を受けていたという。また、中国の携帯電話使用で、何度も保衛部に逮捕された経験がある会寧市の別の住民も「先月27日、中国と電話するために外出したが、尾行者がいたため電話できずに帰宅した」と述べた。

携帯電話を使用するには電波の良い場所を探す必要があるが、最近は安全員や彼らが配置した情報提供者が頻繁に尾行するため、電波を捉えるための移動自体が制限されている。

安全員による住民への監視強化に伴い、一般住民も些細な行動や日常的な活動でさえ「違法行為」の疑いをかけられ、監視対象になるケースが増えているという。

情報筋は「最近は危険分子リストに載った住民だけでなく、一般住民も監視から逃れられない」とし、「住民はますます厳しくなる監視と統制に心理的不安を訴えている」と伝えた。

引用:朝鮮中央通信
引用:朝鮮中央通信
引用:朝鮮中央通信
引用:朝鮮中央通信
川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「トランプの影響か」米外交力が3位に後退、中国は過去最高を記録
  • 宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争
  • 「私に触らないで」鋭い質問の直後に起きた出来事、女性記者へ手を伸ばした政治家が波紋呼ぶ
  • 「もはや国家事業か?」北朝鮮ハッカー、今年だけで暗号資産“3,000億円超強奪”で過去最高!
  • 米国民7割が生活不能でも…トランプは“全部バイデン”で逃走
  • 「なぜ固執するのか」米国民の6割が反対、それでもトランプがベネズエラ軍事作戦をやめない理由

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

おすすめニュース

  • 1
    「トランプの影響か」米外交力が3位に後退、中国は過去最高を記録

    国際・政治 

  • 2
    猫の“ふみふみ”マッサージにうっとり ゴールデンと仲良しコンビが話題

    フォトニュース 

  • 3
    「降格が原因か」名門FCハカのホームが灰に、放火疑惑で衝撃

    気になる 

  • 4
    宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争

    IT・テック 

  • 5
    「その靴下まだ履く?」専門家が警告した足の衛生リスク

    健康 

話題

  • 1
    「日本一かわいい新入生」が決まった、成城大1年生が頂点に

    気になる 

  • 2
    「もう世話ができない」79歳男性が老母を殺害、同情論が広がった理由

    気になる 

  • 3
    「私に触らないで」鋭い質問の直後に起きた出来事、女性記者へ手を伸ばした政治家が波紋呼ぶ

    国際・政治 

  • 4
    自然に出るはずだった体内の医療用管が大腸を貫通、高齢男性が切除手術に

    健康 

  • 5
    「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]