メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「目から血を流して死亡」致死率88%のマールブルグ病、タンザニアで猛威を振るう…10人感染で9人死亡

平野大地 アクセス  

最近、アフリカでエボラウイルスに似た感染症「マールブルグ病」による死者が報告され、治療法のない感染症の拡大に対する懸念の声が高まっている。先月30日(現地時間)、英紙「デイリーメール」の報道よると、タンザニア北西部カゲラ州でマールブルグ病に感染した10人のうち9人が死亡した。現地当局は感染者と接触した約281人を特定し、検査を進めているという。マールブルグ病は1967年にドイツのマールブルグで初めて集団発生が確認され、その名が付けられた。この病気は、最大88%に達する高い致死率を示す。

目・口・耳からの出血により死亡に至る感染症

マールブルグ病は、オオコウモリを通して人に伝播し、感染者の体液や血液を介して人から人へと広がることが知られている。感染すると発熱と筋肉痛から始まり、やがて出血が生じて多臓器不全やショックに陥り、目や口、耳からの出血を引き起こすことで最終的に死亡に至る。感染力が強いが、抗ウイルス薬やワクチンが開発されていないため、症状を緩和する方法は水分補給による対症療法のみである。感染後、症状が現れるまでの潜伏期間は3日から3週間程度と予想されており、多くの場合、症状が現れ始めてから8〜9日目に重度の出血性ショックにより死亡すると報告されている。

テドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長は「数日以内に新たな感染者が確認される可能性が高い」と述べた。タンザニアでの発症は、ルワンダでのマールブルグ病の流行が公式に終息宣言されてから1か月も経たない時期に起きた。

エボラウイルス感染による死者も発生

これに加え、最近ウガンダの病院で「エボラウイルス」に感染した1名が死亡したと報じられた。現地当局は、感染者と接触した約281人を特定し、検査を進めているという。ウガンダの首都カンパラのムラゴ国立病院で勤務していた32歳の男性看護師が、胸痛や呼吸困難などの症状を訴えた後、多臓器不全により死亡したとされる。検査の結果、この看護師は5種類のエボラウイルスのうちスーダン型のエボラウイルス病に感染していたことが確認された。病院の医療従事者と患者30人を含む少なくとも44人がこの看護師と接触していたことが判明した。

保健省は、カンパラの人口が約400万人に達することを考慮すると、感染拡大を抑えることは困難であると指摘している。これらの感染症は主にアフリカ地域で発生しており、当該地域に渡航する際には十分な注意が求められる。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択
  • 「夫は私を満足させられない」息子の友人を自宅に呼び…アメリカで起きた事件の全貌
  • 「全員裸だった」バンコクのホテルで集団パーティー摘発、SNS有料会員制の実態
  • 「角膜も3Dプリントで作れる!?」イスラエルで歴史的手術、“人工角膜移植”で失明患者が視力回復!
  • 「強硬に出ればそれが最後だ!」トランプ、マドゥロ政権に警告、原油封鎖で“体制転換”圧力全開
  • 「最先端のはずが」...停電でロボタクシーが集団フリーズ!サンフランシスコ交差点が“巨大駐車場”に

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「一週間で体が変わった」栄養士が毎日食べたブロッコリーの結果
  • 「マスクだけでは足りない」空気が悪い日の健康管理法
  • 「同年代より若く見える理由」老化を二倍遅らせた多言語の力
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「一週間で体が変わった」栄養士が毎日食べたブロッコリーの結果
  • 「マスクだけでは足りない」空気が悪い日の健康管理法
  • 「同年代より若く見える理由」老化を二倍遅らせた多言語の力
  • スマホが高くなるのに進化しない、メモリ高騰が生んだ最悪の選択

おすすめニュース

  • 1
    「1日2本でも危険!」少量喫煙でも“死亡リスク”60%増...禁煙こそが“最善策”

    ライフスタイル 

  • 2
    「子ども1人で2,100万円超」高校卒業までにかかる“現実の子育てコスト”が判明

    トレンド 

  • 3
    【驚愕】”1時間4万円”で心身リラックス?米で流行中のセラピーとは?

    トレンド 

  • 4
    「女性の子宮を搾取した!」代理出産で四つ子を授かった台湾の‟同性カップル”に批判殺到

    トレンド 

  • 5
    デビュー22年目の初快挙――人気アイドル出身歌手キム・ジェジュン、芸能大賞で優秀賞を受賞

    エンタメ 

話題

  • 1
    脳の健康を保ちたいなら”1日10分”これをやれ!脳専門医が推奨

    フォトニュース 

  • 2
    クリスマスソング旋風の中でも揺るがず…21世紀ポップアイコン テイラー・スウィフト、ビルボード首位を死守

    エンタメ 

  • 3
    新年はfromis_9と共に――ファンの声に応えた特別な2日間❄アンコール公演「NOW, TOMORROW.」開催決定

    エンタメ 

  • 4
    「私とは全く関係ない」芸能界に広がる“注射おばさん”疑惑、コメント欄の疑問に率直回答

    エンタメ 

  • 5
    「トーストの匂いに潜む衝撃」超微細粒子が分あたり1兆7300億個!

    ヒント 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]