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【NY株式市場】ナスダック総合指数が1%超の下落、AI業界への影響は? ハイテク企業の最新動向

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信
引用:AP通信

ニューヨーク証券取引所は3日(現地時間)全面安となった。

ドナルド・トランプ米大統領がメキシコに対する関税賦課を1か月猶予すると発表し、下げ幅は一部縮小したものの、貿易戦争への懸念から主要3指数はすべて下落。ナスダックは下落率が1%を超えた。

トランプ政権2期目の実力者であるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の率いるテスラが貿易報復の標的になるとの懸念から、特にテスラの下げ幅が大きくなった。

下落

ニューヨーク証券取引所の主要3指数は取引開始直後に急落したが、その後メキシコへの関税猶予のニュースを受けて下げ幅を一部縮小した。

ダウ平均株価(30種)は取引終盤に一時プラス圏に浮上した。しかし、終値にかけて再び下げ幅が拡大した。

ダウ平均は前日比122.75ポイント(0.28%)安の4万4,421.91で取引を終えた。

S&P500指数は45.96ポイント(0.76%)安の5,994.57、ナスダック総合指数は235.49ポイント(1.20%)安の1万9,391.96でそれぞれ終了した。

S&P500指数は先月17日以来初めて6,000ポイントを割り込んだ。

「ウォール街の恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は13%超急騰。VIXは2.19ポイント(13.33%)急騰し、18.62まで上昇した。

専門家らは、今回の関税ショックは短期的なものにとどまるとし、S&P500指数をはじめとするニューヨーク証券取引所は今年の上昇トレンドを維持するとの見方を示している。

テスラ急落

テスラ株は20.92ドル(5.17%/約3,247円)急落し、383.68ドル(約5万9,556円)で取引を終えた。

トランプ政権2期目に新設された政府効率化省(DOGE)のトップでもあるテスラCEOのマスク氏を牽制するため、トランプ関税に直面した国々がテスラを見せしめにするのではないかとの懸念が影響した。

メキシコとカナダに完成車組立ラインと部品工場を持つゼネラルモーターズ(GM)とフォード・モーターも苦戦した。

GMは1.56ドル(3.15%/約242円)安の47.90ドル(約7,435円)、フォードは0.19ドル(1.88%/約29円)安の9.89ドル(約1,535円)で取引を終えた。

エヌビディア、2.8%急落

半導体大手エヌビディアは3.41ドル(2.84%/約529円)安の116.66ドル(約1万8,114円)まで下落した。

アップルも大幅安となった。アップルは7.99ドル(3.39%/約1,240円)安の228.01ドル(約3万5,401円)で取引を終えた。

アルファベットは2.79ドル(1.37%/約433円)安の201.23ドル(約3万1,242円)、マイクロソフト(MS)は4.14ドル(1.00%/約642円)安の410.92ドル(約6万3,799円)で引けた。

アマゾンも0.26ドル(0.11%/約40円)安の237.42ドル(約3万6,861円)となった。

M7の中でメタ・プラットフォームズが唯一上昇した。

中国ディープシークの「オープンウェイト」方式よりもさらに開放的な「オープンソース」方式の人工知能(AI)モデルを持つメタは、AIへの期待感から8.28ドル(1.20%/約1,285円)高の697.46ドル(約10万8,287円)まで上昇した。

国際原油価格、上昇して取引終了

週末に下落した国際原油価格は再び上昇に転じた。

ただし、メキシコへの関税が1か月猶予されたことで、上昇幅は取引開始時に比べて大幅に縮小した。

米国産原油の指標となるウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)先物は、3月限が取引開始時に前日比3.65%急騰し、一時1バレル=75.18ドル(約1万1,672円)まで上昇したが、メキシコへの関税猶予のニュースを受けて上昇分の一部を失った。

WTIは0.63ドル(0.87%/約97円)高の1バレル=73.16ドル(約1万1,358円)で取引を終えた。

国際指標原油のブレント原油は、この日から直近限月となった4月限が0.29ドル(0.38%/約45円)高の1バレル=75.96ドル(約1万1,794円)で引けた。

川田翔平
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