メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ガザ地区で再び緊張激化か 人質解放延期でイスラエル軍が部隊増強、トランプ氏は「地獄絵図」警告

佐藤美穂 アクセス  

停戦発効3週間で「再び戦雲」 

パレスチナの武装組織ハマスは、ガザ地区での停戦発効から3週間後、イスラエル側が合意を守らなかったことを理由に、人質解放の無期限延期を発表した。これにより、イスラエルはガザ地区周辺に駐留する部隊を増強し、緊張が再び高まっている。

タイムズ・オブ・イスラエルによると、ハマスの軍事部門カッサム旅団のアブ・オベイダ報道官は10日、テレグラムで「15日正午に予定していたシオニスト(イスラエル人)人質の引き渡しは延期する」と発表した。同報道官は、「過去3週間、敵(イスラエル)が合意条件を守らなかった」とし、ガザ北部住民の帰還遅延や発砲、救援物資の配布遅延を挙げた。

また、ハマスは「占領軍(イスラエル軍)が義務を果たせば、捕虜交換は計画通り進む可能性がある」とも述べた。これに対して、イスラエルは即座に反発し、「合意違反」として強く非難した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルが停戦合意を遵守していることを強調し、合意違反は深刻に受け止めるべきだと述べた。

イスラエル軍は戦闘要員の休暇を中止し、警戒態勢を強化するとともに、ガザ地区周辺の部隊規模を拡大した。ヨアブ・ガラント国防相は、「ガザ地区で起こり得る全てのシナリオに備え、最高レベルの警戒態勢を整えるよう指示した」と述べた。

ドナルド・トランプ大統領は、ハマスによる人質解放延期に対して強硬な圧力をかけ、停戦取り消しを示唆した。トランプ大統領は、「15日正午までに人質全員が解放されなければ、停戦は取り消すべきだ」と警告し、「解放が行われなければ地獄絵図が繰り広げられる」と述べた。また、トランプ大統領は自らの占領構想を「将来の不動産開発」と表現し、パレスチナ人が故郷に戻れなくなる可能性について言及した。さらに、ヨルダンとエジプトがパレスチナ難民の受け入れを拒否した場合には、アメリカの援助停止も検討する考えを示唆した。

これに対し、エジプトのバドル・アブデルアティ外相はワシントンDCでの会談で、トランプ大統領の計画に対するアラブ諸国の反対を表明。「ガザ住民を追い出し、この地域を掌握しようとする計画に反対するパレスチナ人をアラブ諸国は支持する」と述べ、パレスチナの権利に対する侵害を受け入れない立場を強調した。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「日本に牙を剝いた中国」、なぜ“レアアース禁輸”だけは封印するのか?
  • 1万人働いたのに…支給対象はわずか776人、米シャットダウンの深い闇
  • 「日本文化を奪うな!」日中対立の余波で“愛してきたカルチャー喪失”の危機に震える中国の若者たち
  • 「EU、本気で“対ロ戦”へ」軍の移動手続を45日→わずか6時間に圧縮…“機動力の全面再編”が始まった
  • 「中国にAIチップを渡すつもりか!」米国が輸出規制削除を推進…“先端技術守る”という原則はどこへ?
  • 「中国、欧州に“セキュリティホール”を仕込んだ」電気バスや太陽光設備で各国を操ろうとしているのか

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「EU、本気で“対ロ戦”へ」軍の移動手続を45日→わずか6時間に圧縮…“機動力の全面再編”が始まった
  • 【襲撃】自ら両親殺害と通報、韓国籍34歳を逮捕…動機不明の一家惨劇
  • 「中国にAIチップを渡すつもりか!」米国が輸出規制削除を推進…“先端技術守る”という原則はどこへ?
  • 「中国、欧州に“セキュリティホール”を仕込んだ」電気バスや太陽光設備で各国を操ろうとしているのか

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「EU、本気で“対ロ戦”へ」軍の移動手続を45日→わずか6時間に圧縮…“機動力の全面再編”が始まった
  • 【襲撃】自ら両親殺害と通報、韓国籍34歳を逮捕…動機不明の一家惨劇
  • 「中国にAIチップを渡すつもりか!」米国が輸出規制削除を推進…“先端技術守る”という原則はどこへ?
  • 「中国、欧州に“セキュリティホール”を仕込んだ」電気バスや太陽光設備で各国を操ろうとしているのか

おすすめニュース

  • 1
    「歩道橋に人間がぶら下がっている!」英歌手が“自殺寸前の男性”を20秒で救出、ネットで称賛の嵐

    トレンド 

  • 2
    「売春やめれば1万ユーロ」、46歳年下エスコートに溺れ巨額被害

    トレンド 

  • 3
    「ぼくを連れて行って…」リポーターに思いきり抱きついた保護犬、その後の物語は?

    トレンド 

  • 4
    「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める

    トレンド 

  • 5
    【罪悪感なし】食品に“抗生物質”混入の中国飲食店!検察の調査で「腹痛防止のため」と驚きの言い訳

    トレンド 

話題

  • 1
    【感動】体外受精で誕生した5歳息子の才能が話題に…タレント・サユリが明かす息子の日常

    エンタメ 

  • 2
    原作ファンも驚き!『親愛なるX』ドラマ化でウェブ漫画の閲覧数が“17倍”も急増

    エンタメ 

  • 3
    TWICE・ダヒョンが青春ドラマのヒロインに!『ラブ・ミー』で見せる初々しい恋の揺れに胸キュン

    エンタメ 

  • 4
    元メジャーリーガーの挑戦に驚愕?ラーメンからタイ料理まで次々とオープンし“連続創業”というあだ名も

    エンタメ 

  • 5
    日本EVの競争力に黄信号!?シャオミ利益81%増が見せた現実

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]