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「悪意がある」栃木県の動物園「癒され亭」、男性の単独入園禁止を発表 女性客への迷惑行為が相次いだ措置と説明

荒巻俊 アクセス  

男性ひとりでの入場禁止を決定した動物園に批判

女性客への迷惑行為が繰り返し発生

引用:SCMP
引用:SCMP

ある動物園が、男性客がひとりで来園することを禁止することを発表した。これは、女性客が不快に感じる事例が繰り返し発生したことを受けた措置だという。

13日、香港の「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」などの海外メディアによると、栃木県にある「癒され亭」の園長であり運営者であるミサママ氏は自身のSNSを通じて、「男性客はひとりでは動物園に入場できない」との声明を発表した。その後、動物園の入り口には「男性は家族または友人と同伴する必要がある」と記された案内が掲示された。

ミサママ氏によると、動物園の来園者の多くは家族連れやカップルだったが、一部の単独入園の男性による女性客への声かけなどのトラブルが発生していたという。動物園の運営者として、こうした来園者を公然と拒否したり退園させたりすることは困難であり、常に笑顔で丁寧に対応せざるを得ないというプレッシャーを感じていたという。

また、「癒され亭は動物とふれあい、心の安らぎを得る場所であり、デート相手を探す場ではない」とし、「この措置は男性を誤解したり軽視したりするためのものではないが、不純な目的で来園する男性があまりに多かった。私自身も心を痛めている」と説明した。

癒され亭は、豚や猫、犬、羊などとふれあい、餌やりを通じて動物との絆を深める体験型施設として運営されている。今回の方針が明らかになると、「露骨な差別だ」との批判が相次いだ。

ある男性のネットユーザーは、「私を含め、多くの人は純粋に動物とふれあうために来園している」とし、「悪意はなかった」と訴えた。

また、ミサママ氏は「男性に偏見を持っているわけではない。悪意のある人だけを入園禁止にしたいが、それが困難なため、この規則を設けざるを得なかった」と改めて説明し、理解を求めた。一部のネットユーザーからは、女性客や従業員の安全確保のため、当局に対策を求める声も上がっている。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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