メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

わずか1か月で利用者が10分の1以下に、中国発AI「ディープシーク」に対する個人情報保護の懸念と各国の対応

川田翔平 アクセス  

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

中国のAI企業「ディープシーク」が開発した生成AIの韓国内利用者数が急減している。個人情報流出への懸念が高まる中、各国で利用者離れが進み、AI市場への影響が注目される。

モバイルインデックスが24日に発表したデータによると、ディープシークの1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は21日に2万698人まで減少した。1月25日のリリース直後は低コスト・高効率で注目を集め、同月28日にはDAUが19万1,556人に達した。リリースから2週間で韓国内累計ユーザー120万人を記録し、オープンAIの「ChatGPT」に次ぐ生成AIサービスとして台頭した。

こうした状況の中で、個人情報流出のリスクが指摘され、韓国内での新規ダウンロードが制限されたことにより、リリースからわずか1か月でDAUは1万人台にまで減少する見通しだ。2月15日には2万8,991人、16日には2万6,304人まで減少し、17日には一時的に3万7,903人まで回復したものの、その後も減少傾向が続いている。

当初は無料でありながらChatGPTに匹敵する性能が評価されたが、個人情報流出への懸念から、利用を控える動きが広がった。政府機関も警戒を強め、一部の機関や企業がディープシークの使用を禁止した。

個人情報保護委員会は15日、ディープシークによる「過度な情報収集」に関する調査を開始し、韓国内のアプリストアで新規のダウンロードを制限した。調査の結果、ディープシークに入力された個人情報の一部が、TikTokの親会社であるバイトダンスに送信されていたことが確認された。

また、中国政府は「データ安全法」に基づき、韓国内サーバーに保存された企業データを国家安全保障の名目で要求できるとされ、懸念が広がっている。

特に、ディープシークはキーボード入力や位置情報、メッセージなどの機密データを大量に収集していた。運営側は一部の条項を修正し、「キーボード入力パターン」などの項目を削除した。しかし、データの処理方針やサーバーの所在地、保管期間などの詳細は依然として不透明だ。

実態調査を進める個人情報保護委員会は、ディープシークの利用者情報がなぜバイトダンスに移転されたのか、その経緯を詳しく調べている。また、調査の過程でディープシークのサービスが韓国内の個人情報保護法で求められる基準を満たしているかを検証し、必要に応じて是正を求める方針だ。

ディープシークへの規制や遮断措置は、韓国にとどまらず、中国を除く各国にも広がっている。この影響で、オープンAIのChatGPTの利用者が増加した。韓国内におけるChatGPTの1日当たりの利用者数は、ディープシークのダウンロード禁止が発表される前日の2月16日には76万766人だったが、禁止当日には82万9,459人、翌18日には85万5,979人に達した。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • トランプ、USMCA“破棄カード”を提示 北米経済に再び亀裂、3国協定は空中分解か
  • 「副大統領6メートルまで接近」議事堂爆弾の男を逮捕、FBIが沈黙した理由とは
  • NYT記者「取材内容まで監視される」…国防総省の21ページ誓約書に全米が騒然
  • 米の“50%制裁”直撃のインド、プーチンを迎えた本当の理由
  • マクロン「米国はウクライナを裏切りかねない」欧州首脳が恐れた“決定的瞬間”
  • 「900億ユーロでロシアを締め上げ!」EU、凍結ロシア資産“没収”し、ウクライナへ支援強行

こんな記事も読まれています

  • 「静寂が崩れ落ちた」ミシュラン高級タイヤで吸音材が連続脱落、EVオーナーの怒りが爆発
  • 「誰が勝てないと言った?」V8を直線加速でねじ伏せた“4気筒”の5モデル
  • 【冬の寒波警報】知らぬ間に奪われる“車の体力”、始動不能を呼ぶ3つの兆候
  • 「始動直後に暖房を入れる習慣」冬のエンジンを急速に傷める危険な実態
  • EU、Metaに独禁法の矢、WhatsApp AI導入めぐり本格調査へ、米国との緊張再燃
  • 失業保険“22年ぶり低水準”の衝撃、だが市場は「信じるな」と警戒
  • がん患者役のため37kgまで減量した女優、実際のがん闘病経験者と対面「抱きしめていい?」
  • プーチン「どんな手段でもドンバスを奪う」休戦協議は急冷か

こんな記事も読まれています

  • 「静寂が崩れ落ちた」ミシュラン高級タイヤで吸音材が連続脱落、EVオーナーの怒りが爆発
  • 「誰が勝てないと言った?」V8を直線加速でねじ伏せた“4気筒”の5モデル
  • 【冬の寒波警報】知らぬ間に奪われる“車の体力”、始動不能を呼ぶ3つの兆候
  • 「始動直後に暖房を入れる習慣」冬のエンジンを急速に傷める危険な実態
  • EU、Metaに独禁法の矢、WhatsApp AI導入めぐり本格調査へ、米国との緊張再燃
  • 失業保険“22年ぶり低水準”の衝撃、だが市場は「信じるな」と警戒
  • がん患者役のため37kgまで減量した女優、実際のがん闘病経験者と対面「抱きしめていい?」
  • プーチン「どんな手段でもドンバスを奪う」休戦協議は急冷か

おすすめニュース

  • 1
    「邪悪で吐き気がする」サブリナ・カーペンターがホワイトハウスのSNS投稿に激怒?

    エンタメ 

  • 2
    ILLITの新章が始まった…新曲「NOT CUTE ANYMORE」累計1,000万再生突破!

    エンタメ 

  • 3
    SHIHO、夫・秋山成勲と“2か月会えず”…結婚10年目の喧嘩期と距離の取り方を語る

    エンタメ 

  • 4
    「可愛すぎてオファー殺到」有名タレントの娘、14カ月で大手家電広告デビュー

    エンタメ 

  • 5
    K-POP唯一の出演!LE SSERAFIM、米“最大級の年越し番組でニューヨークの夜を彩る

    エンタメ 

話題

  • 1
    「ここが世界一安心するんだよにゃ…」子猫の“お腹見せ寝落ち”が世界をとろけた

    フォトニュース 

  • 2
    クリスタル、姉ジェシカ激怒の“ブランドバッグ事件”を初告白!16年分のファッション秘話も

    エンタメ 

  • 3
    56歳とは思えない…ヌードトーンの“攻めのステージ衣装”で登場したポップスタ ジェニファー・ロペス

    エンタメ 

  • 4
    「私、まだいける?」女優イェ・ジウォン、路上で番号を聞かれたエピソードにスタジオ騒然

    エンタメ 

  • 5
    【尊い】サッカーの伝説パク・チソン、10歳娘との“同じ場所・同じポーズ”成長ショットに母たち感動

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]