メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ロシア、ウクライナ首脳会談の破綻に「満足」…ゼレンスキー大統領を強く非難 米露の和平交渉の行方は?

荒巻俊 アクセス  

引用:AFP通信
引用:AFP通信

ロシアがドナルド・トランプ米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の首脳会談が破綻したことを喜んでいる様子だ。

1日(現地時間)英紙ガーディアンは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近であるロシア国家安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長が、この日SNSでゼレンスキー大統領を「ピエロ」と呼び、トランプ大統領とのホワイトハウスでの首脳会談を「容赦ない叱責」と言及したと報道した。

プーチン大統領は公式な発言を控えているが、側近らは一斉にゼレンスキー大統領を非難し、ウクライナへの圧力を強めているとみられる。

メドベージェフ副議長はさらに、「トランプ大統領がピエロの面前で『第三次世界大戦を弄んでいる』と真実を語った」とし、「これでは不十分だ。(ウクライナへの)軍事支援を中止すべきだ」と述べた。

また、「無礼な豚(ゼレンスキー大統領)が最終的にホワイトハウスで痛い目に遭った」と評した。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はゼレンスキー大統領を「ゴミ」に例えた。彼女はテレグラムで「トランプ大統領とJ・D・ヴァンス副大統領があのク〇野郎を殴らなかったのは奇跡的な自制心だ」と述べた。

プーチン大統領は依然として沈黙を守っているが、かなり満足しているとの周囲の声がある。クレムリンの意向に詳しい情報筋はガーディアンに「プーチン大統領が今回の事態を楽しんでいたのは明らかだ」とし、「彼はウクライナに対してさらに多くの要求ができると考えている」と語った。

先月23日、ゼレンスキー大統領は鉱物協定の署名とウクライナ戦争の終結を協議するため訪米し、トランプ大統領、ヴァンス副大統領と会談したが、ゼレンスキー大統領が先に強い口調で声を荒げ、急速に両首脳間の口論に発展した。

トランプ大統領はゼレンスキー大統領が米国に感謝の念を示さず、第三次世界大戦を賭けているなどと強く非難した。そのため、会談は早々に打ち切られた。

ウクライナと米国の亀裂が公然と露呈したため、ロシアは今後の和平交渉で優位に立てると判断したとみられる。今回の会談を前に、トランプ大統領がウクライナに友好的な姿勢に転じる可能性も指摘されていただけに、ロシアの反応には一種の安堵感も混じっているとの分析もある。

情報筋によると、プーチン大統領は近くトランプ大統領に電話し、ゼレンスキー大統領は説得不可能な人物であるため交代すべきだという見解を伝える予定だという。ウクライナにゼレンスキー大統領の代わりに親ロシア政権を樹立することは、ロシアが検討してきた和平構想にも含まれており、ガーディアンはこのアイデアがすでに米露の一部関係者間で議論されたと伝えている。

2日からゼレンスキー大統領と欧州首脳らの緊急会談などが続くため、ウクライナ支援中断を求める圧力も続くと予想される。親ロシア派であるハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相は欧州理事会のアントニオ・コスタ議長(EU大統領)に書簡を送り、「EUがロシアとの直接対話を通じてウクライナの停戦と持続可能な平和を協議すべきだ」と要求した。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「韓国に欺かれた!」組立機と見下した韓国製戦闘機、ステルス強化計画を知った中国が凍りついた
  • スターバックス、NY労働法違反で“史上最大”60億円支払い…50万件違反の重すぎる代償
  • NVIDIA幹部が明言「1000億ドルのOpenAI投資、契約は未完了」
  • 「北朝鮮は切り捨て第1候補」戦後ロシアが真っ先に手放す国家、専門家が警鐘鳴らす“最悪シナリオ”
  • アマゾンが“30分以内配送”を米国で開始——都市物流を変える超高速サービスが本格始動
  • 79歳トランプ、手の甲の“青あざ”から始まった疑惑…心臓・腹部MRIを急いだ“本当の理由”は?

こんな記事も読まれています

  • 「アメリカで囁かれる失望」ホンダ新型、“期待を煽るPRなのに加速はミニバン並み
  • EV停滞を打ち破る“反逆者”たちが登場、2026年“個性爆発EV”が内燃派を動揺させる
  • 「冬の死角が露わに」WD-40を噴射した瞬間、タイヤ接地力が消える“危険な裏ワザ”が炎上
  • 「5年前の事故が今さら再燃」テスラに“1億円超”請求した運転者の告発とは
  • 「北朝鮮は切り捨て第1候補」戦後ロシアが真っ先に手放す国家、専門家が警鐘鳴らす“最悪シナリオ”
  • アマゾンが“30分以内配送”を米国で開始——都市物流を変える超高速サービスが本格始動
  • 79歳トランプ、手の甲の“青あざ”から始まった疑惑…心臓・腹部MRIを急いだ“本当の理由”は?
  • 今こそNVIDIA比重を増やすには“絶好のタイミング”

こんな記事も読まれています

  • 「アメリカで囁かれる失望」ホンダ新型、“期待を煽るPRなのに加速はミニバン並み
  • EV停滞を打ち破る“反逆者”たちが登場、2026年“個性爆発EV”が内燃派を動揺させる
  • 「冬の死角が露わに」WD-40を噴射した瞬間、タイヤ接地力が消える“危険な裏ワザ”が炎上
  • 「5年前の事故が今さら再燃」テスラに“1億円超”請求した運転者の告発とは
  • 「北朝鮮は切り捨て第1候補」戦後ロシアが真っ先に手放す国家、専門家が警鐘鳴らす“最悪シナリオ”
  • アマゾンが“30分以内配送”を米国で開始——都市物流を変える超高速サービスが本格始動
  • 79歳トランプ、手の甲の“青あざ”から始まった疑惑…心臓・腹部MRIを急いだ“本当の理由”は?
  • 今こそNVIDIA比重を増やすには“絶好のタイミング”

おすすめニュース

  • 1
    「中国の妨害にも負けず!」浜崎あゆみ、“無観客ライブ”敢行「忘れられないステージに」

    エンタメ 

  • 2
    知らぬ間に家族を危険に…“水切りカゴ”が最悪の汚染源になるワケ

    ヒント 

  • 3
    「ゴミ箱の鶏肉」を揚げて50円で販売…フィリピンの“中古チキン”にSNS大ショック

    トレンド 

  • 4
    身体を張った“実証実験”が悲劇に…ロシア人トレーナー、極端増量の末に急死

    トレンド 

  • 5
    「他者の最期を見届けてきた男」ディグニタス創設者、‟自ら選んだ死”で人生に幕

    トレンド 

話題

  • 1
    「眠いけど、この子を守らなきゃ…!」眠気と戦いながら妹を見守る“責任感いっぱい”のお姉ちゃん

    フォトニュース 

  • 2
    「おばあちゃん、死なないで...!」飼い主の脳出血を察知し、ゴロゴロ警告 “嫌われ者”から命の恩人に昇格!

    フォトニュース 

  • 3
    「飛行可能時間はわずか3分」世界で最も弱い戦闘機の現実

    フォトニュース 

  • 4
    「時速80キロで迫る逆走車!」長岡で逆走車と“正面衝突寸前”の恐怖体験

    フォトニュース 

  • 5
    「戦争の火種をまく中国」日台間を横断した“危険無人機”に日本が断固たる鉄槌

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]