仮想資産市場、ビットコインとイーサリアムの急落が続く
仮想資産市場は7日午後、急落傾向が続いている。ビットコインは24時間前と比べて6.4%下落し、7万7,852ドル（約1,133万円）で取引されており、イーサリアムも12.6%急落し、1,570ドル（約23万円）まで下落した。
この下落傾向は、主要アルトコインにも影響を与えた。XRPは10.2%下落して1.92ドル（約280円）、ソラナは11.3%下落して105.74ドル（約1万5,400円）で取引されている。ドージコインとエイダもそれぞれ11.9%、13.1%急落し、投資心理が冷え込んでいる様子がうかがえる。
今回の仮想資産市場の下落は、アメリカの対中関税強化方針などマクロ経済の不確実性への懸念が高まる中、最近のビットコイン現物ETFからの資金流出のニュースが重なったことが引き金となったと分析されている。これらの要因が投資心理を悪化させ、仮想資産市場全体に悪影響を及ぼしている。
ステーブルコインのテザーやUSDCは比較的安定した動きを見せ、1ドル（約146円）に近い水準を維持しているが、その他のほとんどの銘柄は1週間で、約10%前後の下落率を記録している。
主要仮想資産の価格が大幅に下落したことで、グローバル仮想資産の時価総額も1日で約8%減少し、約2兆5600億ウォン（約2,540億円）となっている。
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