メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプ関税で株価乱高下!米経済界は「自ら招いた経済崩壊」と批判

望月博樹 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

トランプ大統領の関税ショックの影響で、7日(現地時間)一時的に急落した米国株式市場は、東部標準時の午前10時前後にプラスに転じたものの、再び下落に転じるなど、乱高下の展開となった。これは、ホワイトハウスの経済顧問ケビン・ハセット氏が、トランプ大統領が中国を除くすべての国に対する90日間の関税猶予を検討していると述べたことが要因だ。

取引開始直後に5%超下落したS&P500は、東部標準時の午前10時15分には2.2%上昇に転じた。開始直後に1,700ポイントも急落したダウ工業株30種平均も0.4%上昇に転じ、ハイテク株中心のナスダック総合指数は3%以上反発した。しかし、その後再び下落基調に戻った。

ウォール街の恐怖指数と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は、この日午前に一時60を突破したが、その後急激に低下した。景気後退の可能性が高まる中、金利スワップ市場では年末までに4回の0.25%利下げが予想され始めた。

テスラ株は5%超の下落で取引を開始したが、その後4%以上急反発し249ドル(約3万6,500円)まで上昇、わずか数分で20ドル以上値を上げた。アップルやエヌビディアなど、下落で始まったハイテク株のほとんどが上昇と下落を繰り返している。

ビットコイン価格は24時間で3.9%下落し7万6,482ドル(約1,120万円)まで下がったが、その後0.2%下落の7万9,000ドル(約1,157万円)台まで戻した。

ブルームバーグが引用したゴールドマン・サックス・グループのプライム・ブローカレッジ部門の資料によると、先週のトランプ大統領の相互関税発表後、ヘッジファンドはグローバル株式で過去最大規模の売り越し額を記録した。同資料は、個人投資家が米国株をまだ売却していない最後の投資主体であり、これが株式市場にとって追加のリスク要因になると指摘している。

JPモルガンのストラテジスト、ドゥブラブコ・ラコス・ブハス氏はS&P500の年末予想を従来の6,500から5,200に引き下げた。オッペンハイマーのジョン・ストルツファス氏は7,100から5,950に引き下げた。これに先立ち、エバーコアやゴールドマン・サックスなども数日間でS&P500の年末目標指数を引き下げていた。

ウォール街では、ヘッジファンドがマージンコールに対応するための現金を調達するため、株式などの追加売却が続くのではないかという懸念が高まっている。FWD BONDSのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「現在マージンコールが発生している」と述べた。

トランプ大統領の全世界に対する基本関税10%は5日から発効した。9日からは相互関税が発効する予定だ。トランプ大統領は現地時間6日夜、「時には薬を飲まなければ何かを治せない」と述べ、市場の急落にもかかわらず関税問題を修正する意思がないことを明確にした。

HSBCのストラテジスト、マックス・ケトナー氏は株式市場に「極めて短期的な反発」があるだろうが、その反発が再び下落のきっかけになると警告した。モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、関税への不安が収まらないS&P500がさらなる下落に備える必要があると述べた。

トランプ大統領の関税政策に対し、ウォール街の大物たちも批判の声を上げ始めた。

トランプ大統領の政策に慎重な姿勢を示してきたJPモルガンCEOのジェームズ・ダイモン氏も「関税の悪影響は時間とともに蓄積し、逆転が難しくなる」と述べ、早急な修正を求めた。

ヘッジファンド、パーシング・スクエアの創設者であるビル・アックマン氏は「米国が世界中の企業の信頼を失い、自ら招いた経済の核の冬に向かっている」と批判した。世界最大のヘッジファンド、シタデルのケン・グリフィン氏やスタンレー・ドラッケンミラー氏らもトランプ大統領の関税政策を批判している。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡
  • 【また撃破】プーチン大統領の「報復」警告も...ウクライナ、ロシア港向けタンカーに3度目の攻撃!
  • 【米欧激突】ロシア凍結資産31兆円、米企業の“金の卵”に?欧州は“融資枠構想”で反発!
  • 「トランプの真似か?」メキシコが自由貿易破壊の道を選択...非FTA国に「先関税・後協議」
  • 「領土譲渡は国民が決める!」ドンバスで撤収迫られるウクライナ、“自由経済区”設置で妥協模索
  • 「日本は危険だ、絶対に行くな!」中国、地震を口実に対日警告を‟全面加速”

こんな記事も読まれています

  • 謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
  • 「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
  • トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
  • 「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
  • 「世界で最も評価の低い料理100選」で韓国料理が“ワースト入り”中には”公衆トイレの匂い”との評価も
  • 「何見てんだ?」人を噛み殺し警察をにらみつけた“暴力団猿”を公開手配
  • また放射線のせい?チェルノブイリ“青い犬”を突然変異扱いした憶測の行方
  • 救助隊も困惑…洪水で孤立しながら「ペット優先」を貫いた女性の選択に賛否噴出

こんな記事も読まれています

  • 謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
  • 「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
  • トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
  • 「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
  • 「世界で最も評価の低い料理100選」で韓国料理が“ワースト入り”中には”公衆トイレの匂い”との評価も
  • 「何見てんだ?」人を噛み殺し警察をにらみつけた“暴力団猿”を公開手配
  • また放射線のせい?チェルノブイリ“青い犬”を突然変異扱いした憶測の行方
  • 救助隊も困惑…洪水で孤立しながら「ペット優先」を貫いた女性の選択に賛否噴出

おすすめニュース

  • 1
    恋人の18カ月の息子に嫉妬し殺害──犯人は“ミスコン優勝者”だった

    トレンド 

  • 2
    「誰にも気づかれずに殺される」...冷戦時代の暗殺者たちが実際に使用した、音なき“暗殺兵器”!

    フォトニュース 

  • 3
    SNSが生んだ“いかれた育児”…「いいね」欲しさに生きた息子を真空パック、掃除機で吸引し公憤拡大

    フォトニュース 

  • 4
    「地下鉄で血を付けられた!」身元不明の男が乗客の腕に血液付着...“感染症不安”で大パニック

    トレンド 

  • 5
    「もはや呼吸が命がけ」世界最悪レベルに達したインド首都圏“有毒ガス都市”の現実

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「紙のお面で顔認証突破!」1人が複数人分の出勤記録?中国職員、“出勤代行”の衝撃手口

    トレンド 

  • 2
    「人生で勝ちたいか?ならば朝早く起きろ」心理学者が語る“起床の秘密”

    フォトニュース 

  • 3
    「691犠牲の能登と同規模、それでも死者ゼロ」青森沖地震で明暗を分けた‟決定的理由”

    トレンド 

  • 4
    「重いEVは道路を傷める」政府、重量に応じた追加課税を検討

    トレンド 

  • 5
    「映っていないと思って…」授賞式で共演者の背中をどついた?元アイドル女優が公開謝罪

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]