メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

630万円もらえる!?超太っ腱な「入隊ボーナス」で話題のチェコ軍、それでも80%が「入隊しない」と回答する複雑な事情とは

荒巻俊 アクセス  

「入隊のボーナス約637万円」…破格の増額に沸くこの国は?

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

欧州各国が若者の入隊離れによる兵力不足に頭を悩ませる中、チェコ政府が新兵に最大100万コルナ(約637万円)のボーナスを支給すると決定し、注目を集めている。

2日(現地時間)「CTK通信」などの現地メディアによると、チェコ議会は3か月間の軍事訓練後に一時金として支給されるボーナスを、現行の25万コルナ(約160万円)から最大100万コルナに引き上げる法案を可決した。

さらに、住宅及び通勤手当などの他のインセンティブも拡充する職業軍人法改正案も通過した。大学卒業後、7年以上の長期勤務を契約すれば最大45万コルナ(約287万円)が追加支給される。

チェコ軍の兵力は昨年初めの時点で現役2万7,826人、予備役4,266人。軍は2030年までに現役3万人、予備役1万人に増強する目標を掲げている。現在、約2万4,000人の兵士が現役として勤務している。

チェコは冷戦時代、ソ連主導の軍事同盟ワルシャワ条約機構に属していた。ソ連崩壊後の1999年にNATOに加盟し、2004年に徴兵制を廃止した。欧州全体の軍縮の流れを受け、1993年のチェコスロバキア連邦解体直後には約10万人いた兵力が、およそ3分の1にまで縮小した。

チェコは西側諸国から集めた資金で弾薬を共同購入して送るなど、ロシアと戦争中のウクライナを積極的に支援してきた。しかし、欧州の他国と同様に若者の入隊離れが進み、自国軍の兵力維持に苦慮している。

チェコは募兵率を高め、首都プラハから94km離れた軍事地域で4週間の訓練を受ける試験プログラムを導入した。軍生活を事前に体験させることで、入隊率の向上を目指している。チェコ国防省は昨年9月から職業軍人、予備役、新兵の医療資格要件を緩和する法案も施行した。

しかし、現地メディアの「チェコラジオ」の調査によると、自国やNATO同盟国が攻撃を受け集団防衛条項が発動された場合の入隊意思を問う質問に対し、「必ず入隊する」と答えたのはわずか6%。「検討する」との回答も14%にとどまり、残り80%は「入隊しない」と回答した。

チェコの募兵率は2021年に56%、2022年に85%と低迷していた。かつてソ連の支配下にあった東欧諸国は、ロシアによる侵攻の可能性を常に警戒している。

元チェコ国防次官のトマーシュ・コペチュニー氏は「数年以内にロシアが侵攻する可能性を完全に排除できない」とし、「ロシアの攻撃に備え、一定規模の兵力を確保する必要がある」と強調した。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「パタヤで起こった醜態」男女が”公然の場”で不適切な行為 周囲の市民や観光客も唖然
  • 「こんなもん楽だぜー」押されても壊れない、ディズニー研究が転倒AIを実機で証明
  • ドローン戦争の裏で始まった“要人狩り”…ウクライナ・ロシア暗殺戦争の現実
  • 「政治は反日、消費は日本直行」…北京で露見した”偽りの反日”
  • 【衝撃】イーロン・マスクのDOGE、”虚偽の節約報告”で政府を欺く!
  • 「米国が安保脅威リストに上がり始めた」同盟も圧力対象か、デンマーク報告が示唆

こんな記事も読まれています

  • 「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
  • 「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
  • 「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
  • 「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか
  • 「パタヤで起こった醜態」男女が”公然の場”で不適切な行為 周囲の市民や観光客も唖然
  • 「クリスマスの奇跡」嵐で失踪した猫が”443日ぶり”に家族のもとへ
  • 「無脳症と知りながらも出産を選択」臓器提供で”希望”つないだ家族の決断
  • 「その『いいね』で離婚成立!?」トルコ最高裁が認めたSNS時代の”新ルール”とは?

こんな記事も読まれています

  • 「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
  • 「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
  • 「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
  • 「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか
  • 「パタヤで起こった醜態」男女が”公然の場”で不適切な行為 周囲の市民や観光客も唖然
  • 「クリスマスの奇跡」嵐で失踪した猫が”443日ぶり”に家族のもとへ
  • 「無脳症と知りながらも出産を選択」臓器提供で”希望”つないだ家族の決断
  • 「その『いいね』で離婚成立!?」トルコ最高裁が認めたSNS時代の”新ルール”とは?

おすすめニュース

  • 1
    「限界は決まっていない」Zカップの可能性も?英国で胸の異常肥大に悩む女性

    気になる 

  • 2
    「歩けないから送ってほしい?」韓国で運動後に119通報、救急車は誰のためのものか

    気になる 

  • 3
    「72歳でこの仕上がり?」元糖尿病指導員の祖母がビキニ出場、生活習慣の差が露わに

    気になる 

  • 4
    「ここなら大丈夫だにゃ」真冬の駐車場で子猫が選んだ避難先

    フォトニュース 

  • 5
    「踏まれても吠えなかった」満員地下鉄で震えながら役目を守った盲導犬

    気になる 

話題

  • 1
    「ミニスカにブルカ姿で国会乱入!」極右女性議員の“挑発パフォーマンス”で議会は大混乱

    トレンド 

  • 2
    「極寒の朝、テープで封じられた箱と涙の手紙」震える命に”希望の手”が差し伸べられた

    フォトニュース 

  • 3
    「歩いていたら罰金5万円!?」英国で広がる“理不尽な過剰取り締まり”とは

    トレンド 

  • 4
    「台湾で麻薬4,000万円相当を押収」”体内密輸”したタイ人女2人を現行犯逮捕

    トレンド 

  • 5
    【危機一髪】ただ手に取っただけだった...観光客を死の危険にさらした”意外な”生き物とは?

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]