メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ユン・アゲイン」再出馬の声広がるも、法的ハードル高く現実味薄…韓国ユン氏の大統領再出馬は可能なのか?

荒巻俊 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国の憲法裁判所がユン・ソンニョル氏に弾劾宣告をしてから、保守集会を中心に大統領選の再出馬説が広がっている。しかし、現行法上実現可能性は低いとの指摘がある。

9日、韓国法曹界によると、ユン氏の再出馬説は4日にキム・ヨンヒョン前国防長官が公開した獄中書簡をきっかけに本格的に浮上した。キム前長官は書簡で「自由大韓民国を守るためさらに団結し、最後まで戦おう。もう一度ユン・ソンニョル!もう一度大統領!」と再出馬を促した。

「ユン・アゲイン」というスローガンもキム前長官の手紙で初めて登場した。その後、弾劾反対集会や保守系コミュニティでこのスローガンが広まり、ユン氏の再選を求める声が高まった。また、弾劾は被選挙権が剥奪できず、刑事処罰が確定するまで政治活動を禁止する根拠はないとの見方も示された。

しかし法曹界では、現行法上ユン氏の出馬は不可能だとの見解が主流だ。憲法裁判所法第54条によれば、弾劾で罷免された者は5年間公務員になれない。さらに、現行憲法は大統領の再任を認めていないため、5年後の出馬も困難とされる。

再任は「任期満了後、新たな任期の開始と共に連続して就任する」ことを指す。再任は「複数回職が担える」意味だが、憲法改正がない限り、ユン氏が再び大統領職に就くことはできない。

韓国政界で憲法改正論議が急浮上しているが、憲法第128条では「大統領の任期延長または再任変更のための憲法改正は、その改正案提出時の大統領には適用されない」と規定している。そのため、仮に大統領再任制に改正されてもユン氏の出馬は不可能だ。加えて、14日から本格化する内乱罪の刑事裁判で禁錮以上の刑が確定すれば、被選挙権が失われる可能性もある。

このため、一部の極右支持者の間では「キム・ゴンヒ夫人出馬説」が浮上している。しかし、キム夫人は公認介入など各種疑惑で検察の捜査対象となっており、リスクが高いとの見方が強い。法的には出馬自体に問題はなく、起訴されても出馬は可能だ。複数の刑事裁判を同時に受けているイ・ジェミョン共に民主党代表が大統領選に出馬するのと同様である。

しかし、現在も公認介入疑惑でキム夫人の召喚調査が迫っているとの観測があり、高級ブランドバッグの受領やドイツモーターズ株価操作事件など、キム夫人を取り巻く司法リスクが高まっている。そのため、「現実的には根拠のない噂」との指摘が出ている。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”
  • ロシア、交渉ムードに逆ギレ?停戦が近づくほどミサイル乱射の“パラドックス”
  • “反トランプ御用メディア”が歓喜?支持率36%で「大統領失速」大合唱の茶番劇

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

おすすめニュース

  • 1
    心臓に弾丸が刺さった兵士を救えた…奇跡の手術と医師たちの“意外な決断”の一部始終

    トレンド 

  • 2
    中国が「対日規制」を露骨化!日本人歌手、中国で公演中に突然「退場命令」

    トレンド 

  • 3
    「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン

    トレンド 

  • 4
    「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”

    トレンド 

  • 5
    「韓国の狂乱ドライバー」無免許・飲酒でパトカー突破、潜伏→再逃走も‟窓ガラス粉砕”で確保!

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「宇宙に広がる光の蝶」チリ望遠鏡が捉えたNGC6302、2万度の“燃える翼”が放つ圧巻の美

    トレンド 

  • 2
    女性200人に利尿剤を飲ませ歩かせた…“最悪の恥さらし面接”を強要したフランス高官の蛮行

    トレンド 

  • 3
    インフルエンザ急増が止まらない、学級閉鎖が連鎖する“初冬の異変”

    ライフスタイル 

  • 4
    「最後の制御権さえ炎に奪われた」香港火災の生存者が語る“人生最悪の絶望の瞬間”

    トレンド 

  • 5
    「日本入国の理由は窃盗? 」中国人窃盗団、5府県で56件“日本を荒らした3人組”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]