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「中国の電話を待っている」対中関税125%でも「友人」発言連発…最悪回避に焦りか

梶原圭介 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米中関税戦争が激化する中、トランプ大統領が習近平国家主席に対し、先に歩み寄るかのような融和的発言を繰り返していると指摘されている。9日、中国を除く他国との相互関税を90日間猶予したトランプの動きから、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国である中国との最悪の事態だけは回避したいと考えているのではないかとの見方が強まっている。

この日、トランプは中国への関税を125%まで引き上げる一方、ホワイトハウスで記者団に対し「習近平国家主席と会うのか?」との質問に「もちろん会う。習近平国家主席は私の友人だ。私は彼のことが好きだし尊敬している」と述べた。さらに「習近平国家主席は非常に賢明な人物であるため、最終的には有益な取引を望むだろう。彼と電話をすることになるだろうし、そうなればすべてが迅速に進むだろう」と語った。

8日にもトランプは自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「中国も取引を強く望んでいるが、どのように切り出すべきか迷っているようだ」とし、「我々は彼らからの電話を待っている。(それは)間もなく来るだろう」と投稿した。これは事実上、中国側に連絡を取るよう促しているものと解釈できる。

7日のホワイトハウスでの記者会見でも、トランプは習近平国家主席に言及し「習近平国家主席とは良好な関係にあり、中国を非常に尊重しているが、彼らが(アメリカに)このような仕打ちをすることは許されない」と述べた上で、「中国との対話に加え、他の多くの国々とも話し合いを行うつもりだ」と語り、中国との交渉の重要性を強調した。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

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