メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

経済崩壊でプライド放棄…イランが制裁緩和求めて「ウラン濃縮度60%→3%台へ」大幅譲歩!

竹内智子 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

アメリカとイランが約8年ぶりに高官級による核協議を再開した。友好的な雰囲気の中で行われた今回の会談で、イランはウラン濃縮度を2015年水準に引き下げる代わりに、アメリカの制裁緩和を求めたとされる。両国は今月19日に追加協議を行う予定だ。

イラン「濃縮度引き下げの意向」…核合意復活への糸口となるか

ホワイトハウスのスティーブ・ウィトコフ中東特使とイランのアッバース・アラーグチー外相は12日(現地時間)、オマーンの首都マスカットで代表団を率いて約2時間にわたり核協議を行った。これは2017年9月のオバマ政権以来、8年ぶりの両国間高官級の公式協議となる。

ホワイトハウスは会談直後の声明で「議論は非常に前向きで建設的だった」とし、「両国は今月19日に再会することで合意した」と発表した。追加会談では核合意の基本的枠組みと今後の交渉日程について協議する予定だ。

イラン側も好意的な反応を示した。アラーグチー外相はイラン国営テレビのインタビューで「来週初めに交渉の基盤が整えば実質的な議論に入れるだろう」と述べ、「両者とも『対話のための対話』ではなく、短期的な和解を望んでいる」と語った。

「交渉しない」と主張していたハメネイ師…政権崩壊の懸念から方針転換

海外メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」は情報筋を引用し、今回の交渉でイランが自国の核プログラム制限の条件として、アメリカに経済制裁の緩和を求めたと報じた。イランは海外で凍結された数十億ドル規模の資金へのアクセス権と、イラン産の原油を輸入する中国の製油所に対するアメリカの制裁緩和などを要求したという。

これに対し、イランは2015年の包括的共同作業計画(JCPOA)水準(3.67%以下)までウラン濃縮度を引き下げる準備ができていると表明した。アメリカがトランプ政権時の2018年に核合意を一方的に離脱し、対イラン制裁を復活させたため、イランは対抗措置として2019年から核プログラムを再開し、2021年にはウラン濃縮度を準軍事級の60%まで引き上げていた。

しかし、イラン側は核プログラムの完全な廃棄要求は受け入れられないとの立場を示したと、海外メディア「ISNA通信」は報じた。アメリカの公式立場が「イラン核プログラムの解体」である以上、今後の交渉が順調に進まない可能性も指摘されている。

しかし、ウィトコフ中東特使は会談前のウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで「だからといって両国間の妥協点を見出すための他の解決策を模索しないわけではない」と述べ、妥協の余地を残した。

海外メディア「ニューヨーク・タイムズ」は、ハメネイ師が従来の立場を変えてアメリカの交渉提案を受け入れることにしたのは、拒否した場合に政権が脅かされる可能性があるとの政府高官の進言によるものだと報じた。彼らは先月、ハメネイ師に「イランが交渉提案に応じないか、もしくは交渉が決裂すれば、イランの核施設への攻撃が避けられなくなる」と警告したという。

アメリカとの対立が戦争に発展すれば、深刻な経済危機の中で国民の不満が爆発し、政権崩壊の危機に直面する可能性があるとの懸念だ。イラン・リヤルの価値は2015年の核合意時と比べ95%以上下落し、年間インフレ率は30%を超えるなど、イラン経済は既に極度に悪化している状況だ。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」...台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 中国メディアが挑発!「琉球は中国の属国だった」と沖縄歴史を勝手に再解釈
  • 米国、麻薬船2次攻撃で“戦争犯罪”疑惑浮上!ヘグセス長官の“全員殺害指示”報道で党内亀裂
  • 「投資家の避難先か、プーチンの武器庫か」...金が“戦争”を動かす!世界が知らぬ金の“二面性”
  • 「自衛隊、NATO訓練に初参加!」 空挺部隊司令官自ら降下、米英伊と“共同作戦”
  • 「プーチンの空騒ぎか?」終戦交渉前に“ポクロフスク占領”誇示も実態は不明

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

おすすめニュース

  • 1
    「中国の妨害にも負けず!」浜崎あゆみ、“無観客ライブ”敢行「忘れられないステージに」

    エンタメ 

  • 2
    知らぬ間に家族を危険に…“水切りカゴ”が最悪の汚染源になるワケ

    ヒント 

  • 3
    「ゴミ箱の鶏肉」を揚げて50円で販売…フィリピンの“中古チキン”にSNS大ショック

    トレンド 

  • 4
    身体を張った“実証実験”が悲劇に…ロシア人トレーナー、極端増量の末に急死

    トレンド 

  • 5
    「他者の最期を見届けてきた男」ディグニタス創設者、‟自ら選んだ死”で人生に幕

    トレンド 

話題

  • 1
    「眠いけど、この子を守らなきゃ…!」眠気と戦いながら妹を見守る“責任感いっぱい”のお姉ちゃん

    フォトニュース 

  • 2
    「おばあちゃん、死なないで...!」飼い主の脳出血を察知し、ゴロゴロ警告 “嫌われ者”から命の恩人に昇格!

    フォトニュース 

  • 3
    「飛行可能時間はわずか3分」世界で最も弱い戦闘機の現実

    フォトニュース 

  • 4
    「時速80キロで迫る逆走車!」長岡で逆走車と“正面衝突寸前”の恐怖体験

    フォトニュース 

  • 5
    「戦争の火種をまく中国」日台間を横断した“危険無人機”に日本が断固たる鉄槌

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]