メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米国人観光客「トランプが恥ずかしい」…カナダ国旗ピンで「偽装」する人も

川田翔平 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米オレゴン州ザ・ダルズに住むバーバラとリック・ウィルソン夫妻は、フランス・パリのチュイルリー庭園で温かな日差しを浴びながら散策を楽しむ前に、ある特別な準備をした。

フランス旅行が初めてというリック(74)は「本当にひどい、ひどい。まったくひどい」と繰り返しながら、黒いテープを自身の野球帽の端に貼り付けた。星条旗を隠すためだった。

これは、ドナルド・トランプ米大統領が世界各国を対象に相互関税を発動した後、米国人として恥ずかしい気持ちと困惑を表す行動だった。

妻のバーバラ(70)は、知人から贈られたカナダ国旗の形をしたピンをポケットに入れた。「自国に失望し、関税問題に怒りを感じている」と述べ、「必要な時にこのピンが役立つと思う」と説明した。

英BBCは12日(現地時間)、「違う扱いを受けるかもしれない」というタイトルの記事で、ウィルソン夫妻のように、トランプ就任後に海外を訪れる米国人観光客が恥を感じていると報じた。

ルーヴル美術館周辺で出会ったニューヨークに住む弁護士クリス・エプス(56)は「今日は少し違う服を着ることにした」と述べ、「ニューヨーク・ヤンキースの帽子はホテルに置いてきた。人々から違う扱いを受けるかもしれないからだ」と語った。

BBCは、いままでパリでアメリカ人観光客に会うのはよくあることだったが、以前とは違ってトランプ大統領の行動に恥じ入る米国人がいると伝えた。一方で、パリの人々は米国人の懸念に反して、以前よりも彼らを冷遇する兆候は見られなかった。

ただし、米国の関税措置でフランスを含む欧州内で以前とは異なる明らかな変化がみられている。特に旅行や観光分野で顕著な影響が表れていた。

フランスで最も権威ある旅行ガイドブック「ル・ギド・デュ・ルタール」の創設者フィリップ・グロゲン氏は「今年に入って米国旅行書の販売が25%も減少した」と述べつつ、むしろ顧客の選択を喜んでいた。

彼は「私の顧客を非常に誇りに思う。彼らは若く、教育水準が高く、非常に民主的だ」と述べ、「フランスの読者は独裁者を見る目で米国を見るようになった」と主張した。

さらに「私たちの顧客は米国でお金を使いたがらない。代わりにカナダや他の国に関する書籍の販売が増加した」と説明した。

実際、旅行業界の最新データは、フランス国内で米国に対する否定的な見方が強まっていることを示している。英国の調査会社オックスフォード・エコノミクスは、今年米国を訪れるフランス人の数が前年比8.9%減少すると予測している。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「トランプの影響か」米外交力が3位に後退、中国は過去最高を記録
  • 宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争
  • 「私に触らないで」鋭い質問の直後に起きた出来事、女性記者へ手を伸ばした政治家が波紋呼ぶ
  • 「もはや国家事業か?」北朝鮮ハッカー、今年だけで暗号資産“3,000億円超強奪”で過去最高!
  • 米国民7割が生活不能でも…トランプは“全部バイデン”で逃走
  • 「なぜ固執するのか」米国民の6割が反対、それでもトランプがベネズエラ軍事作戦をやめない理由

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

おすすめニュース

  • 1
    宇宙が次のAI工場に、マスクとビッグテックが描く新インフラ競争

    IT・テック 

  • 2
    「その靴下まだ履く?」専門家が警告した足の衛生リスク

    健康 

  • 3
    「日本一かわいい新入生」が決まった、成城大1年生が頂点に

    気になる 

  • 4
    「もう世話ができない」79歳男性が老母を殺害、同情論が広がった理由

    気になる 

  • 5
    自然に出るはずだった体内の医療用管が大腸を貫通、高齢男性が切除手術に

    健康 

話題

  • 1
    「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較

    フォトニュース 

  • 2
    会社の水を毎日持ち帰り、電気でバッテリー10個充電 社員の大量無断使用が波紋

    気になる 

  • 3
    「AIとの対話が妄想を加速か」母親殺害でOpenAIが提訴された理由

    気になる 

  • 4
    規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ

    モビリティー 

  • 5
    総額260億ドル超、ベゾス元妻が示した別の富の使い方

    気になる 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]