メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

日本政府が米国産米輸入拡大を提案へ!農家反発と選挙戦の板挟みの中、苦渋の判断か

荒巻俊 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国産コメの輸入を拡大することで物価安定を図ると同時に、米国との関税交渉でも主導権を握ろうとする日本政府の戦略が明らかになった。政府は早ければ来週開催される米日財務相会談で、非関税障壁の改善策と合わせて米国産コメの輸入拡大を正式に提案する方針だ。

22日付の日本各紙の報道によると、石破茂首相は関係省庁に対し「米国側の要望を反映した対策案を早急に用意するよう」指示したという。日本政府は米国産コメの輸入拡大のほか、米国製自動車に適用される安全基準の緩和など、非関税障壁の是正を含む包括的な対応策を検討している。

現在、日本は年間約77万トンのコメを無関税で輸入しており、その約45%が米国産だ。無関税枠を超えた輸入分には1kgあたり341円の高率関税が課されるが、近年のコメ価格の高騰により、超過輸入量も増加傾向にある。実際、昨年の超過輸入量は1497トンで、前年比4倍に達した。

こうした中、米国産コメの輸入拡大は、関税交渉の主要争点の一つとして浮上している。16日にワシントンD.C.で行われた第1回協議では、米国側がコメ輸入拡大と自動車安全基準の緩和を強く要求したとされる。読売新聞は、政府関係者の話として、日本がミニマムアクセス(政府が最低限輸入する数量枠)を拡大する案を検討していると報じた。

ただし、7月に予定される参議院選挙を前に、農家の反発が懸念されるため、政府は慎重な対応を取る構えだと同紙は伝えている。

日本経済新聞は、米国の90日間の関税猶予措置が7月9日に終了することを指摘し、交渉の早期決着が選挙戦にプラスに働く可能性があると分析。一方で、交渉結果が期待外れに終わった場合は、合意を選挙後に先送りする方が得策との見方も出ている。

政府は、トランプ政権第1期でも、貿易交渉を参院選後に最終合意へと導いた前例がある。ただし今回は、猶予期間の延長が米国側の判断に委ねられており、交渉のタイミングと中身に対する戦略的判断がより重要になる。

石破首相は前日の参議院予算委員会で「性急に結論を出す考えはない」と慎重な姿勢を強調した。

荒巻俊
CP-2022-0278@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【大物対決】トランプ大統領と習主席、“ザ・ビースト” vs “紅旗N701”の威圧感
  • 「このままじゃ全滅だ!」米30の製造業団体、政府シャットダウンの“即時解除”を要求
  • テスラ、来月上海でロボタクシー「サイバーキャブ」公開…アジア市場で“初デビュー”へ
  • 「お前たちに自由はない」イスラエル、西岸を“壁の監獄”に変える
  • 米上院、トランプ関税に“待った”…相互関税中止決議を可決
  • 「核実験再開なら即報復」...プーチン、トランプの“核挑発”に“同等対応”宣言!

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 【大物対決】トランプ大統領と習主席、“ザ・ビースト” vs “紅旗N701”の威圧感
  • 「このままじゃ全滅だ!」米30の製造業団体、政府シャットダウンの“即時解除”を要求
  • テスラ、来月上海でロボタクシー「サイバーキャブ」公開…アジア市場で“初デビュー”へ
  • 「お前たちに自由はない」イスラエル、西岸を“壁の監獄”に変える

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 【大物対決】トランプ大統領と習主席、“ザ・ビースト” vs “紅旗N701”の威圧感
  • 「このままじゃ全滅だ!」米30の製造業団体、政府シャットダウンの“即時解除”を要求
  • テスラ、来月上海でロボタクシー「サイバーキャブ」公開…アジア市場で“初デビュー”へ
  • 「お前たちに自由はない」イスラエル、西岸を“壁の監獄”に変える

おすすめニュース

  • 1
    死にかけた捨て犬を救ったのは、SNSがつないだ“古い友情”だった

    フォトニュース 

  • 2
    【野望炸裂】中国の6世代戦闘機「J-36」、排気ノズル&吸気口を大改修!ステルス性能と機動性を両立か

    フォトニュース 

  • 3
    【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行

    フォトニュース 

  • 4
    【米露臨界】トランプが会談を中止した瞬間、“核を取り出して見せつけた”この国!

    フォトニュース 

  • 5
    「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体

    おもしろ 

  • 2
    「契約か信頼か」NewJeansとADORの専属契約訴訟…K-POPの未来を決める分岐点に

    HYBEアイドル 

  • 3
    「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明

    トレンド 

  • 4
    【快挙】ルセラフィム『SPAGHETTI』、発売初日オリコン1位&81か国チャートイン!世界が夢中に

    K-POP 

  • 5
    【祝】“家族を持ちたい”夢が現実に…「キャプテン・アメリカ」クリス・エヴァンス、第1子誕生!

    エンタメ