暗号資産ビットコイン(BTC)の価格が史上最高値を更新し、強気相場が続いている。
市場では強い買い圧力とテクニカルなサポートラインに支えられ、11万2,000ドル(約1,608万2,566円)を目指す動きが顕著になってきたとの見方が出ている。

ビットコイン価格は最近、10万4,200ドル(約1,496万2,530円)のサポートラインから新たに反発した。その後、21日(以下、日本時間)には10万6,000ドル(約1,522万1,029円)のレジスタンスラインを突破し、上昇トレンドを強め、22日午前1時以降には10万9,000ドル(約1,565万1,813円)以上まで急騰。同日午後3時時点では11万1,000ドル(約1,593万6,864円)台で取引されている。
専門家によると、テクニカル指標上の次の主要レジスタンスラインは11万2,000ドルだ。この水準を超えれば、11万2,500ドル(約1,615万2,227円)、さらには11万3,800ドル(約1,633万7,683円)まで上昇する可能性が開け、場合によっては11万5,000ドル(約1,650万9,960円)への到達の可能性も指摘されている。
一方で、上昇トレンドが反転した場合には、まず10万9,000ドルラインで支持を受けると予想される。その後、10万7,500ドル(約1,543万3,224円)、そして10万6,500ドル(約1,529万275円)付近が下落時のサポートラインとなる可能性があると述べた。
また、主要な下方サポートラインは10万4,200ドル(約1,495万9,449円)で、この価格が割れるとビットコインは短期的な下落トレンドに転じる恐れがあるとの警戒感も広がっている。

「ニュースBTC」などによると、こうしたビットコインの動向は、暗号資産市場全体にポジティブな影響を与えているという。特に、価格が史上最高値を更新した状況は、投資家心理を刺激し、短期的な追加の買い注文を呼び込んでいると伝えた。
今回のビットコインの史上最高値更新は、暗号資産市場全体の動向を測る重要な指標となっている。特にテクニカルサポートラインと買い意欲が相乗効果を生み出し、今後の市場に対する期待感が一段と高まっていると語った。
※暗号資産は非常に価格変動の大きい投資商品であり、大きな損失を被る可能性があります。投資には細心の注意が必要です。