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戦争開始から3年で初!ウクライナ軍がロシア連邦保安局(FSB)本部を直接空爆、情報部将校らが死亡の衝撃

竹内智子 アクセス  

引用:Telegram@soniah_hub
引用:Telegram@soniah_hub

ウクライナの戦闘機がロシア本土のロシア連邦保安局(FSB)の基地を空爆した。2022年2月、ウクライナ戦争の開始以来、ロシア連邦保安局本部が直接攻撃を受けたのは今回が初めてだ。

米誌ニュースウィークは27日(現地時間)、ウクライナ空軍の情報を伝えるテレグラムチャンネル「Soniashnyk(Соняшник)」を引用し、「前日、精密誘導爆弾AASM『ハンマー』を搭載したMiG-29戦闘機が、ロシアのベルゴロド州にある連邦保安局の基地を空爆した」と報じた。この空爆により基地にいた情報部隊の将校らが死亡したという。

2引用:Telegram@soniah_hub
2引用:Telegram@soniah_hub

Soniashnykのチャンネルが共有した映像では、ベルゴロド州にある連邦保安局本部とみられる建物が爆撃を受けた後、巨大な煙の柱が空に立ち上る様子が映し出されている。同チャンネルは映像公開と共に「ウクライナ軍の戦闘機があらゆる方向から作戦を遂行し、MiG-29戦闘機が連邦保安局の将校を含む敵軍を撃破した」と伝えた。

ニュースウィークは「今回の空爆は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、2022年2月に始めた戦争が一層激化していることを示している」と指摘し、「ウクライナは過去にも弾薬庫や物流倉庫、空軍基地などロシア領内の軍事施設を攻撃したことがあるが、連邦保安局の関連施設を標的にしたのは今回が初めて」と分析した。

今回の空爆に使用されたAASM「ハンマー」は、フランスで開発された空対地モジュラーの精密誘導兵器だ。様々なサイズの弾頭と誘導方式が適用できるため、任務の柔軟性が極めて高い。また、一度に複数の目標を同時攻撃できるため、現代の空中戦において効率的な兵器とされている。

AASM「ハンマー」の攻撃を受けたロシア連邦保安局は、ロシアの国内情報・防諜機関だ。旧ソ連時代の国家保安委員会(KGB)の国内安全保障と防諜機能を継承した組織で、現在はロシア内の核・航空宇宙・通信・交通など国家の重要戦略施設を保護し、スパイ摘発や対テロ作戦を実施する強力な権力機関として知られている。

一方、ロシアのベルゴロド州は23〜24日にもウクライナ軍の空爆を受けていた。その際、ベルゴロド州当局はウクライナのドローン94機を撃墜したと発表している。

ウクライナは開戦以来、何度もベルゴロド州を攻撃してきた。ウクライナ軍がベルゴロド州を攻撃し、ロシア領内で本格的な軍事作戦を展開したのは、第二次世界大戦以来初めてのことだ。これは戦争の様相がウクライナの国境防衛からロシア本土攻勢へと転換したことを意味する。

現在、ベルゴロド州はロシアのクルスク州とウクライナ東部戦線に投入されるロシア軍の集結地となっている。ウクライナはこの地域を攻撃することで、ロシア軍に兵力を複数の前線に分散させるよう圧力をかけている。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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