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2025年06月07日土曜日
ホームニュース【不気味な一致】北海道でM6級地震連発、「7月大災害説」に現実味?奇妙な符合に不安拡散

【不気味な一致】北海道でM6級地震連発、「7月大災害説」に現実味?奇妙な符合に不安拡散

引用:Depositphotos

北海道沿岸で地震が相次ぎ、住民の間で「7月日本大災害説」への不安が広がっている。

4日(現地時間)、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、政府は最近の地震活動が大地震の前兆である可能性を指摘し、住民に事前の備えを呼びかけたという。

北海道近海では先月31日午後5時37分頃から約6時間の間に、マグニチュード(M)4.3〜6.1の地震が少なくとも5回発生。2日午前3時52分頃にはM6.3の地震が、その16分後には近くの沿岸でM4.7の地震が追加で起きた。一連の地震に対し、気象庁は「これらの地震は互いに独立した事象とみられ、さらなる地震活動を引き起こすほど深刻ではない」と説明した。

東北大学地震・噴火予知研究観測センターの助教、富田史章さんは「短期間にM5〜6の地震が複数回発生したが、過去にも類似の事例があった」とし、「これを大地震の前兆と断定することはできない」と述べた。ただし「地震の予測は事実上不可能だが、大地震の危険性は常に存在し、いつ発生してもおかしくない」と警告。「人々は地震と津波の危険を認識し、常に避難の準備をしておくべきだ」と強調した。

3月、気象庁は千島海溝付近の二つのプレート間に応力(外力により変形した物体内部に生じる力)が蓄積された場合、最大M9の巨大地震が発生する可能性があると指摘した。これにより最大30メートルの津波が発生し、約19万9,000人が死亡する可能性があると警告。政府は北海道および北東部の住民に対し、大規模災害に備えるチラシを配布し、高台への避難計画策定と非常用物資の準備を促しているという。

最近、ネット上では2011年3月の東日本大震災を予知夢で的中させたとされる漫画家・竜樹諒さんの予言が拡散している。竜樹さんは漫画「私が見た未来」で来月に災害が起きる夢を見たと具体的に言及。書籍の帯には「本当の大災害は2025年7月に来る」と記されている。これを受け、住民の間で「7月日本大災害」説が広まり、台湾・韓国・香港などでは日本行き航空券の予約率が急落したと伝えられている。

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