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【ロシア空軍に歴史的痛手】ウクライナの「蜘蛛の巣」作戦、A-50早期警戒機に深刻なダメージ!ロシアに900億円の損失

織田昌大 アクセス  

引用:shuyyerstock
引用:shuyyerstock

英紙テレグラフは現地時間4日、ウクライナによる大規模なドローン奇襲攻撃でロシア軍のA-50早期警戒機2機の破損が確認されたと報じた。

ソ連時代に製造されたA-50は、ロシアの防空網の組織化やウクライナを攻撃する戦闘機・爆撃機の調整に重要な役割を果たす戦力だ。

英の国際戦略研究所(IISS)によると、ロシア軍が運用するA-50はわずか7機と推定され、1機あたりの価格は2億3,500万ポンド(約454億8,877万3,000円)に上るという。

ウクライナ当局者はこれまで早期警戒機1機の撃墜を主張していたが、テレグラフは今回2機が被弾した証拠を映像で確認したと説明した。

同紙が入手した映像には、1日にウクライナが「蜘蛛の巣」作戦で発進させたドローンの1機が、ロシア空軍基地のエプロン(航空機の駐機・整備・貨物積載などの地上作業を行う場所)でA-50のレーダードーム部分を攻撃する様子が捉えられている。

別のA-50のレーダードーム部分が、機体周囲のタイヤとともにウクライナのドローン攻撃を受ける映像も含まれていた。

これらのA-50早期警戒機が完全に破壊されたかは不明だが、破損しただけでもウクライナにとっては大きな成果と見なされるだろうと同紙は指摘した。

ウクライナは1日、ロシア本土の空軍基地4か所にドローン攻撃を行い、戦略爆撃機「ツポレフ(Tu)160」を含む軍用機40機以上を攻撃を加えたと発表した。

ウクライナはこの作戦を18か月かけて準備したとされ、世界のメディアはこれを1941年の日本による「真珠湾攻撃」になぞらえ、衝撃的な攻撃だと評価している。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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