「前作A18 Proチップに比べて約15%以上の性能向上」
Appleが今秋に発売予定の高級モデル「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」に搭載するA19 Proチップの性能を確認できるベンチマークテスト結果が公開された。
ITメディア「GSM Arena」は、ITチップスター「Digital Chat Station」を引用し、ベンチマーク性能サイト「Geekbench」でのA19 Proチップのテスト結果を11日(現地時間)に報じた。

チップスターによると、Geekbench 6でのA19 Proチップのシングルコアスコアは4,000点以上、マルチコアスコアは10,000点以上を記録する見込みだという。
前作「iPhone 16 Pro Max」に搭載されたA18 Proチップのベンチマークスコアは、シングルコア3,490点、マルチコア8,606点だった。そのため、A19 Proチップは前作に比べてシングルコア性能が約15%、マルチコア性能が約17%向上する見込みだということになる。
A19 Proチップは、TSMCのN3Pプロセスで製造される予定だ。競合製品であるクアルコムのSnapdragon 8 Elite 2チップや、台湾のメディアテックのDimensity 9500チップも同じプロセスで製造される見込みであり、これら3製品間の競争が注目されると、同メディアは伝えている。