
ネタニヤフ、ハメネイ師排除の可能性を否定せず
イランとイスラエル間の武力衝突が5日目に入る中、イスラエルのカッツ国防相はイラン最高指導者のハメネイ師がイラクのサダム・フセイン元大統領と同じ運命をたどる可能性があると警告した。
17日(現地時間)CNNなどは、カッツ国防相がこの日テルアビブで自国軍幹部との会議で「イランの独裁者が戦争犯罪を続け、イスラエル市民に向けてミサイルを発射している」と非難したと伝えた。
カッツ国防相は続けて「彼はイランと隣接する国の独裁者がイスラエルに敵対する道を選んだ際、どのような結末を迎えたかを思い出すべきだ」と強調した。
彼が言及したのはフセイン元大統領で、1979年から2003年までイラクを統治した。フセイン元大統領は湾岸戦争敗北後、米国の侵攻により政権から追放され、2003年12月にティクリート近郊で潜伏中に逮捕された。その後、シーア派大量虐殺容疑で裁判にかけられ、2006年12月に死刑が執行された。
前日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相も米ABCテレビとのインタビューでハメネイ師排除の可能性を否定しなかった。
ネタニヤフ首相は関連質問に対し「これは対立を深めるものではなく、むしろ対立を終結させる確実な方法だ」と述べた。ハメネイ師の直接排除の可能性については「我々は必要なことを行っている」と明言を避けた。
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