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2025年07月08日火曜日
ホームニュース米、イラン空域を「完全制圧」宣言!イスラエルと「決定打」準備…イラン政権転覆の兆し

米、イラン空域を「完全制圧」宣言!イスラエルと「決定打」準備…イラン政権転覆の兆し

引用:depositphotos

米国のドナルド・トランプ大統領は17日、イランの最高指導者であるアリー・ハーメネイー氏を狙い、「我々はいわゆる『最高指導者』がどこに潜伏しているか正確に把握している。彼は容易な標的だが、少なくとも今のところ排除はしない」と述べ、「我々の忍耐は限界に近づいている」と警告した。米国がイスラエルと共にイラン政権交代を目指す軍事作戦に乗り出すのではないかとの見方が出ている。

トランプ大統領はこの日、自身のSNSトゥルースソーシャルに投稿した一連のメッセージでこう表明した。さらに別の投稿でもイランに対し「無条件降伏せよ!」と圧力をかけた。

トランプ大統領は「我々はイラン上空の完全かつ全面的な支配権を確保した」とも主張した。特に「我々(We)」という表現を用い、米国がイスラエルの対イラン空爆作戦に直接関与していることを示唆した。

イスラエルとイランの武力衝突は4日目に入り激化の一途をたどっている。トランプ大統領は前日、主要7か国(G7)首脳会議の日程を1日繰り上げてカナダから帰国後、ホワイトハウスで国家安全保障チームとの緊急会議を主宰したと伝えられる。トランプ政権は現在、イスラエルにバンカーバスターなどの「決定的兵器」の供給を検討中だという。

一方、米国務省はこの日、中東地域の自国民保護のためのタスクフォース(TF)を設置し、米国民にイラン・イラク・イスラエルへの渡航自粛を呼びかけた。

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