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2025年06月20日金曜日
ホームニュース「また爆発、しかも今年4回目」…火星行き“120mロケット”が火を噴いたその日、マスクは「擦り傷」と一言だけ

「また爆発、しかも今年4回目」…火星行き“120mロケット”が火を噴いたその日、マスクは「擦り傷」と一言だけ

引用:YouTube
引用:YouTube

イーロン・マスク率いる宇宙探査企業スペースXが月と火星を目指して開発している超大型宇宙船「スターシップ」が、地上試験中に爆発する事故を起こした。

ニューシスによると、19日(現地時間)23時ごろ、ウォール・ストリート・ジャーナルはスターシップが「致命的な故障」を起こして爆発したと報じた。人的被害は確認されていない。

スペースXは、近く飛行試験に投入予定だったスターシップの試験準備中に事故が発生したと説明した。爆発で試験台は大きく損壊し、周辺では火災も発生。原因は現在調査中だ。

マスクはX(旧ツイッター)に「ただの擦り傷程度だ」と短く投稿した。

全高約120メートルのスターシップは、マスクが掲げる「2026年火星移住計画」の切り札だ。早ければ来年の火星探査ミッション投入を狙い、ドラゴン宇宙船部門の人員まで開発に振り分け、テキサスの発射基地にリソースを集中している。

しかしスターシップは依然として実験段階にあり、今回の爆発は今年4度目の失敗となった。

スターシップは2027年にNASAの月面探査プロジェクトへの投入が予定されているが、開発スケジュールの遅れにさらなる圧力がかかりそうだ。

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