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2025年06月24日火曜日
ホームニュース【観光地で襲われた女子大生】祝祭中に訪れた海辺で、未成年を含む10人に暴行・性被害…インド社会に激震広がる

【観光地で襲われた女子大生】祝祭中に訪れた海辺で、未成年を含む10人に暴行・性被害…インド社会に激震広がる

インド東部で女子大生が集団暴行被害

インド東部オディシャ州ゴパルプルの海辺で、20歳の女子大学生が複数の男から集団暴行を受ける事件が発生し、社会に大きな衝撃を与えている。

引用:ゴパルプル警察署
引用:ゴパルプル警察署

現地時間15日午後8時頃、被害者はラジャ祭りを楽しむために男性の友人とともにゴパルプル海辺を訪れていた。警察によると、2人が到着してから約1時間半後、10人の男たちが近づき、金銭を要求。さらに写真を撮影したと主張し、「通報すれば拡散する」と脅迫した。

その後、加害者らは男性の友人の手を縛り、女性を約30メートル離れた場所へ連れ去り、うち3人が制暴力を加え、残りの7人はその場面を見ていたとされている。

事件後、被害女性と友人は午後11時頃にゴパルプル警察署を訪れたが、身元の露出を恐れてすぐには通報せず、翌日ようやく正式な被害届が出された。警察は迅速に捜査を開始し、17日までに容疑者10人全員を逮捕した。

成人の容疑者6人は23歳から19歳の若年層で、残る4人は未成年。ブルハーンプルの警察幹部は「未成年の加害者についても成人と同様に裁くよう、青少年司法委員会に要請する」とコメントしている。

事件は大きな波紋を呼んでおり、野党の元州知事ナヴィーン・パトナイク氏は「観光地で起きた今回の事件は州民の良心を揺るがすものであり、公共空間における女性の安全が深刻に問われている」と述べ、厳格な対処を求めた。

与党所属で女性・子ども開発担当のプラバティ・パリダ氏も「徹底した調査と再発防止のためのあらゆる措置を講じる」と強調した。

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