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2025年06月24日火曜日
ホームニュース【戦争開始宣言】イラン外相、米国の核施設攻撃を激烈非難「すべての手段で応じる」国連安保理に緊急招集要求も

【戦争開始宣言】イラン外相、米国の核施設攻撃を激烈非難「すべての手段で応じる」国連安保理に緊急招集要求も

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国がイランの主要核施設を奇襲攻撃したことを受け、イランのアッバス・アラグチ外相は「永遠に続く結果を招く」と警告し、報復の姿勢を明確にした。

22日(現地時間)、海外メディア『ニューシス』によれば、アラグチ外相はSNS「X(旧Twitter)」を通じてこの攻撃を強く非難。「国連憲章や国際法、そして核拡散防止条約(NPT)を重大に違反する衝撃的な行為だ。永続的な後遺症を伴うだろう」と主張した。

さらに「国連加盟国すべてが、この極めて危険で違法な犯罪行為に対して深刻な懸念を示すべきだ」と述べた。

イランは正当防衛を掲げ、すべての選択肢を保持していると強調。アラグチ外相は「我々は国連憲章に基づき、主権と国民、そして国益を守るため、合法的に対応する準備ができている」と語った。

イラン外務省も準国営通信『タスニム』への声明で「外交を裏切ったのは米国だ。危険な戦争を仕掛けた責任は全て米国にある」と非難した。

「この恐ろしい犯罪行為の結果に対し、米国は全責任を負うことになる。我々は必要なすべての手段を行使して断固抵抗し、国家の安全と利益を守る。それは我々の正当な権利だ」と強調した。

イランはまた、国連安全保障理事会の緊急招集を要請し、国際原子力機関(IAEA)を含む関連機関に対しても早急な対応を求めた。

米軍はこの日未明、フォルドウ、ナタンズ、イスファハンにあるイランの核施設を一斉に空爆。トランプ大統領は「主要核濃縮施設は完全に破壊された」と宣言した。

一方、イラン側は「被害は限定的だった」として、米側の発表内容を牽制している。

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