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【NY株式市場】テスラ2.4%下落、エヌビディアなど上昇──中東和解でM7は混合相場に

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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イスラエルとイラン間の休戦により中東地域の緊張が緩和され、24日(現地時間)ニューヨーク株式市場は一斉に上昇した。

この日、ニューヨーク証券取引所でダウ工業株30種平均は前営業日比1.19%高の4万3,089.02ドルで取引を終えた。S&P500指数は1.11%高の6,092.18、ナスダック総合指数は1.43%高の1万9,912.53でそれぞれ終了した。S&P500指数とナスダック指数はそれぞれ今年2月と昨年12月に記録した過去最高値に迫った。

株式市場は米国とイスラエルがイランの核施設3カ所を攻撃したことで高まっていた緊張が和らぎ、安定を取り戻した。これまでウォール街ではイランが報復措置の一環として主要な石油輸送路であるホルムズ海峡を封鎖する場合、原油価格の上昇や世界的なインフレの加速と、それに伴う景気後退の可能性を懸念していた。

しかし前日、イスラエルとイランは「相手が休戦協定を遵守する限り、これを違反しない」と休戦への意思を表明した。

国際原油価格は2日連続で急落した。この日、米国産WTI原油先物価格は6%下落し、1バレル64.37ドル(約9,432円)で取引を終えた。国際指標のブレント原油先物も6.1%下落し、1バレル67.14ドル(約9,838円)となった。前日もWTI先物は7%以上急落しており、原油価格は2日間で累計13%の下落となった。

トランプ米大統領が対イラン制裁方針の撤回を示唆したことも原油価格の下落に影響した。トランプ氏はこの日、SNSのトゥルースソーシャルで「中国は今後もイランから石油を購入できるようになった」とし、「米国でも多くの量を購入することを望む」と述べた。

安全資産とされる金価格も下落した。この日、ニューヨーク商品取引所の金先物近月物終値は前日比1.8%安の1オンス3,333.9ドル(約48万8,534円)となった。

個別銘柄では、米国の主要テクノロジー株「マグニフィセント7(M7)」が混合相場となった。前日にロボタクシーサービスの開始で8%台の急騰を見せたテスラは2.4%下落した。一方、エヌビディア(2.59%)、マイクロソフト(0.85%)、アマゾン(2.06%)などは上昇した。

防衛関連株は下落した。ロッキード・マーティンは2.59%下落し、ノースロップ・グラマンとRTXはそれぞれ3.14%、2.72%下落した。和解のニュースで原油価格が急落したことを受け、ユナイテッド航空とデルタ航空の株価はともに2%以上上昇した。

連日急騰していたステーブルコイン企業サークルの株価は15.49%急落した。キャシー・ウッド氏の率いる米国の代表的なテクノロジー株投資運用会社アーク・インベストメントが投資資金の一部を売却したことが影響したとみられる。アーク・インベストメントは最近4取引日間でサークル株約150万株を売却しており、これは約3億3,300万ドル(約482億8万円)に相当する。

望月博樹
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