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2025年07月26日土曜日
ホームニュース「北朝鮮は異常な脅威」トランプ、"国家非常事態"指定を1年延長…核拡散リスクを警戒

「北朝鮮は異常な脅威」トランプ、”国家非常事態”指定を1年延長…核拡散リスクを警戒

ドナルド・トランプ米政権が北朝鮮を国家非常事態の対象として再指定した。

23日(現地時間)、米連邦官報によると、ホワイトハウスは20日付の通告文で「大統領令13466号(2008年)により宣言された北朝鮮関連の国家非常事態(6月26日期限)を1年間延長する」と発表した。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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その理由として、「朝鮮半島における兵器として使用可能な核分裂物質の存在と拡散リスク、北朝鮮政府の行動と政策が米国の国家安全保障、外交政策、経済に対し、引き続き特別かつ異常な脅威となっている」と説明した。

米国は2008年から北朝鮮を国家非常事態の対象として指定している。米大統領は1976年に制定された「国家非常事態法(National Emergencies Act)」に基づき、国家的危機の発生時に非常事態を宣言し、行政権限を拡大できる。非常事態対象の指定延長の可否は毎年決定する必要がある。今回の再指定は、今年1月にトランプ政権第2期目が発足して初めてとなる。

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