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【BTC迷走中】「また新参クジラか」反発局面で売り浴びせる連鎖…価格を鈍らせる“市場の罠”とは?

望月博樹 アクセス  

暗号資産ビットコイン(BTC)市場で、新たに登場した「新規クジラ」投資家たちが極端な値動きを引き起こし、市場全体の不安定さに拍車をかけている。6月中旬以降、彼らが確定した損失は2億2,800万ドル(約329億3,908万円)に達し、ビットコインの下落局面を牽引してきた。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

仮想通貨分析企業クリプトクワントによると、14日から22日までの間に大口保有者たちの間で発生した損失の大半は、新規参入のクジラによるものだった。特に17日には、たった1日で約9,500万ドル(約137億2,472万円)の損失が記録され、そのうちおよそ8,500万ドル(約122億7,872万円)は新規クジラから発生した。一方、既存のクジラによる損失は820万ドル(約11億8,454万円)にとどまり、損失規模の差は歴然だった。

22日には再び損失が急増。約5,100万ドル(約73億6,621万円)の損失が発生し、今回は新旧クジラの双方から均等に発生した。この影響でビットコイン価格は再び下落に転じ、市場の方向感がさらに混迷を深めた。

新規クジラは比較的高値で市場に参入しているケースが多く、地政学リスクやネガティブな報道に過敏に反応しやすい傾向がある。特に11万1,000ドル(約1,602万8,902円)付近では心理的抵抗感が強く、こうした価格帯での投げ売りが上値を抑え込んでいる。

クリプトクワントは「取引所クジラ比率(Exchange Whale Ratio)」という指標を用いて、これらの動きを詳細に分析している。この数値が上昇すると、クジラたちが取引所へビットコインを送金して売却準備を進めている可能性が高まるとされる。

6月を通じてこの指標は上昇トレンドを示しており、ビットコインが11万ドル(約1,588万2,403円)の壁を突破しようとする局面でその兆候が顕著に現れた。これは、価格上昇のたびにクジラが利益確定に動いていたことを示している。

価格が10万2,000ドル(約1,472万4,238円)を下回ると一時的に売り圧力は後退したが、10万5,900ドル(約1,528万6,060円)まで反発した途端に再び指標は上昇へ転じた。これは、彼らがリスク管理を続けながら断続的に売却圧力を加えていることを意味している。

市場の不安定さに拍車をかけているもう一つの要因が、イスラエルとイランの軍事衝突など、地政学的緊張の高まりだ。こうした外部要因は新規クジラの不安心理を刺激し、急激な資金流出を引き起こす結果となっている。特にレバレッジ取引を行っていた投資家の多くは、損切りやマージンコールに直面し、下落を加速させた。

仮想通貨専門メディア『ビーインクリプト』は、ビットコインが11万1,000ドル(約1,602万8,902円)の重要ラインを突破し安定的に上昇するためには、クジラによる売り圧力の緩和が不可欠だと指摘している。実現損失の縮小と取引所への流入の減少が確認されなければ、市場の信頼回復は難しいとの見方だ。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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