メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「日本経済の柱なのに」…トランプ減税でEV補助金廃止!日産・トヨタが米国EV生産を一時中断 米国市場でEV鈍化鮮明に

荒巻俊 アクセス  

トランプ減税の影響…日産など日本ブランド、米国での生産拡大を「中断」

電気自動車の税額控除廃止で需要停滞の見通し

米国内の韓国系電気自動車バッテリー工場にも影響

引用:depositphotos

トランプ政権が導入した減税法案の影響で、米国における電気自動車(EV)購入時の税額控除が廃止されることになり、日本の自動車メーカーが相次いでEV生産計画を見直している。中でも日産自動車は米国内で予定していた2車種のEV生産を最大1年延期することを決定したという。

8日付の日本経済新聞によると、日産はミシシッピ州の工場で2028年から生産開始を予定していたEVタイプのスポーツ多目的車(SUV)2車種について、生産開始時期を2028年末から2029年初めまで延期する見通しだという。

他の大手日本自動車メーカーも追随しており、トヨタ自動車は米国内で計画していたEVモデル1車種の生産を2年先送りする。トヨタ自動車はインディアナ州の工場でのEV生産を一時停止し、代わりに人気の大型SUV「グランドハイランダー」のハイブリッドおよびガソリンモデルの生産を拡大する方針を示している。

ホンダも、主力EV戦略車として位置づけていた大型SUVの開発を中止したとのこと。

企業がEV関連の投資や生産体制の見直しを迫られている背景には、トランプ政権による補助金廃止と、それに伴う米国内のEV需要の低迷があるという。今月4日に成立した「減税・歳出法(Tax Cuts and Appropriations Act)」には、バイデン前政権が実施していたEV購入支援措置の撤廃が盛り込まれている。

米国ではガソリン車と同価格帯の3万ドル(約440万9,648円)未満で購入できるEVがほとんどなく、最大7,500ドル(約110万2,368円)の支援金が廃止されれば、EVの需要はさらに鈍化すると見られている。補助金が適用されていた状況でも、EVの普及率はわずか7%にとどまっており、市場の成長は想定を下回っていたという。

こうしたEV需要の減退は、バッテリーなど関連部品産業にも影響を及ぼすとみられる。バイデンz前政権時にはEVやバッテリー工場への投資に対し税制優遇が与えられ、中国依存からの脱却を目指して主に日本や韓国のバッテリーメーカーが米国内に相次いで工場を建設していた。

現時点では、これらの支援は維持される見通しだが、完成車の需要が低迷すれば、バッテリーなどの部品メーカーにとっても厳しい状況が予想されるという。日産にバッテリーを供給しているAESCは、サウスカロライナ州に計画していた新工場の建設を中止したとのこと。

ある金融関係者は「需要が停滞するなかでバッテリーの供給体制をそのまま維持すれば、米国で生産能力が過剰になる可能性がある」との見方を示している。

荒巻俊
CP-2022-0278@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【ロボット革命】命令を超え「自ら考える」…Google新AI『Gemini Robotics』が示す進化する未来像
  • 「脚を切断されても動き続ける」極限状況を乗り切る“適応型AI”ロボット、多くの企業から注目
  • 500日以上も封鎖されたスーダン・エルファシール…国連「苦痛の震源地」、26万人が“脱出不能”の地獄
  • 「毎秒4万回振動!?」超音波で食材がスパッと切れる家庭用包丁誕生…“半分の力”で誰でもプロ級に!
  • 「中国、見えない戦争を始めた」台湾国防部が警鐘…サイバー戦・世論操作で“内部崩壊”狙う
  • 「AIが倫理崩壊の兆し」...人間の差別と偏見の歴史も学習か 仮想シナリオでは“殺害指示”も!

こんな記事も読まれています

  • フランス発、空を走る「コンテナ・シャトル」誕生へ…ミシュラン支援の次世代貨物機「ナタック」が描く未来
  • 「ラングラーの1/5でこの完成度!?」マヒンドラ新型「タール」、登場と同時に“買い”の声続出
  • BMW、2028年に初の「電気M3」投入…“ハート・オブ・ジョイ”で駆け抜ける歓びを再定義
  • 「充電2回で欧州横断?」メルセデス・ベンツ、新型「VLE」公開…“EVミニバン革命”の幕開け
  • 「筆の握り方は哺乳瓶のようでも…」中国の3歳男児、書道の腕前で大人のプライドを揺るがす
  • 【ロボット革命】命令を超え「自ら考える」…Google新AI『Gemini Robotics』が示す進化する未来像
  • 【健康警告】血糖値スパイクは「ただの眠気」ではない…その“想像以上の危険性”と解決策とは?
  • 「ここが私の家でいいんですよね?」保護された野良子猫、1週間後に見せた“劇的な変貌”

こんな記事も読まれています

  • フランス発、空を走る「コンテナ・シャトル」誕生へ…ミシュラン支援の次世代貨物機「ナタック」が描く未来
  • 「ラングラーの1/5でこの完成度!?」マヒンドラ新型「タール」、登場と同時に“買い”の声続出
  • BMW、2028年に初の「電気M3」投入…“ハート・オブ・ジョイ”で駆け抜ける歓びを再定義
  • 「充電2回で欧州横断?」メルセデス・ベンツ、新型「VLE」公開…“EVミニバン革命”の幕開け
  • 「筆の握り方は哺乳瓶のようでも…」中国の3歳男児、書道の腕前で大人のプライドを揺るがす
  • 【ロボット革命】命令を超え「自ら考える」…Google新AI『Gemini Robotics』が示す進化する未来像
  • 【健康警告】血糖値スパイクは「ただの眠気」ではない…その“想像以上の危険性”と解決策とは?
  • 「ここが私の家でいいんですよね?」保護された野良子猫、1週間後に見せた“劇的な変貌”

おすすめニュース

  • 1
    「立ちっぱなしも健康に悪い」?“座らない働き方”に潜む静脈瘤と心疾患の危険信号

    ヒント 

  • 2
    「キャットフードで食いつなぐ」...世界一物価が高い国スイス、中国人留学生「生き残るためのサバイバル術」告白!

    トレンド 

  • 3
    「キスしなきゃよかった…でも止められない」チャン・ギヨン×アン・ウンジン、新ドラマが早くも話題沸騰

    エンタメ 

  • 4
    「シリコン除去しました」ソ・イニョン、“整形副作用”の告白にファン衝撃

    エンタメ 

  • 5
    「SMがまた仕掛けた」Hearts2Hearts、“FOCUS”で世界をロックオン

    エンタメ 

話題

  • 1
    「僕のブスが綺麗になって不安だ」キム・ジョンヒョンの“嫉妬告白”に視聴者悶絶

    エンタメ 

  • 2
    「この身長差、ズルすぎる」チェ・ウシク×チョン・ソミン、“偽装カップル”の破壊力

    エンタメ 

  • 3
    「800万円かけても“人気者”にはなれなかった」顔のコンプレックスで全顔整形を受けた男性、“正直な感想”を語る

    トレンド 

  • 4
    「6分飛行可能な燃料で強風に遭遇」...ライアンエアー機、危機一髪のマンチェスター緊急着陸!

    トレンド 

  • 5
    「1秒あたり60億トン吸収!」浮遊惑星“Cha 1107−7626”、驚異の“急成長スパート”で木星の10倍に

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]