メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「アメリカは蘇った」…トランプ氏が関税政策を自画自賛 “次の一手”としてFRBに利下げを“強要”した背景とは?

望月博樹 アクセス  

引用:ホワイトハウス
引用:ホワイトハウス

世界経済の不確実性を拡大させている「関税爆弾」を次々と繰り出すドナルド・トランプ米大統領が、今度は米連邦公開市場委員会(FOMC)に対して基準金利の引き下げを強く求めている。自身の経済政策を「米国復活の証」と誇る中、中央銀行に対する圧力をあらためて強めた格好だ。

トランプ大統領は10日(現地時間)、自身のSNS「トゥルースソーシャル」に「ハイテク株、産業株、ナスダックが史上最高値を更新し、仮想通貨は天井知らず。エヌビディアは私の関税導入後に47%も上昇した」と書き込み、「アメリカは関税によって数千億ドルを稼いでいる」と自賛した。

さらに「この国は蘇った。これは並外れた信用力の証拠だ」と主張し、「FRBはこの強さを反映して即刻金利を引き下げるべきだ。アメリカは金利リストの最上位にいるべきであり、インフレなど存在しない」と続けた。ここでいう「リスト」とは、トランプ大統領が過去に公開した世界44カ国の中央銀行の金利一覧を指すとみられ、アメリカはベトナムやイスラエルなどとともに金利が高い「最下位グループ」に属していた。

投稿はこれだけにとどまらなかった。別の投稿ではジェローム・パウエルFRB議長を「遅すぎる男」と罵倒し、「アメリカの信用を損ねている」と非難。さらに「我々は再び世界で最も信用力のある国となった。FRBの金利はこの事実を反映すべきだ。金利を下げよ」と繰り返した。

しかしFRBは慎重姿勢を崩していない。トランプ大統領の関税政策が将来的に物価上昇(インフレ)を招くとする見方は根強く、前日に公表された6月のFOMC議事録でも、参加者の多くが「物価への影響が懸念される」としていた。一方で一部メンバーからは、7月のFOMCで金利引き下げが検討される可能性にも言及されている。

そんな中、トランプ大統領は主要貿易国への「関税再通知」にも動き出した。7日から日本、韓国に25%関税を通告したのを皮切りに、前日にはブラジルに対して突然50%関税を発表。さらに来月からは銅に対する50%関税も導入すると発表した。これは鉄鋼やアルミニウム、自動車に続く追加措置であり、今後は半導体や医薬品、木材などへの関税も検討されている。経済の「強さ」を演出しながら、自らの再選戦略にもつなげようとする思惑が透けて見える。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 金正恩、“聖人アピール”の裏で露骨な野心!派兵記念館で“温情演出”…「朝露の前進は誰にも止められない」と豪語
  • 「週100時間勤務が当たり前」...“超知能AI開発”のため、AI人材は過酷労働地獄!
  • イスラエル軍、再びレバノン各地を空爆…4人死亡:“停戦合意を無視した暴走”
  • 「53兆円前払いは恐喝...」米韓、投資金の“現金比率”めぐり交渉難航!
  • 「戦況打破へ!」ウクライナ、“海外艦艇運用”のためトルコ・英国に兵力派遣
  • 「トランプ、アメリカ支配の夢を見るのか!」ベネズエラ一帯に戦雲…“麻薬カルテル撲滅”を超え“政権転覆”へ?

こんな記事も読まれています

  • 「見た目が不評なのに売れた?」BMW「XM」がウルス&プロサングエを抑えスーパーSUV販売1位
  • 「もうポルシェといえばEV?」…内燃機関が減り、ブランドの“新しい顔”が生まれた!
  • 「終章のトゥアレグ」フォルクスワーゲンがICEモデルに別れを告げる…23年の軌跡と新たな出発
  • 「日本市場まで陥落!」BYDが“電気自動車の墓場”でシェア6%突破…次の一手は?
  • 「絶対生きられないはずが…」あの“氷の国”でシマカ3匹を確認!深刻な地球温暖化の影響か?
  • 「食前vs食後」脂肪と血糖値に効く、最強の“お散歩タイミング”とは?
  • 「上司と恋愛=年収6%UP!?」でも破局すれば、「収入18%減」の衝撃…最新研究が暴いた職場の真実!
  • 金正恩、“聖人アピール”の裏で露骨な野心!派兵記念館で“温情演出”…「朝露の前進は誰にも止められない」と豪語

こんな記事も読まれています

  • 「見た目が不評なのに売れた?」BMW「XM」がウルス&プロサングエを抑えスーパーSUV販売1位
  • 「もうポルシェといえばEV?」…内燃機関が減り、ブランドの“新しい顔”が生まれた!
  • 「終章のトゥアレグ」フォルクスワーゲンがICEモデルに別れを告げる…23年の軌跡と新たな出発
  • 「日本市場まで陥落!」BYDが“電気自動車の墓場”でシェア6%突破…次の一手は?
  • 「絶対生きられないはずが…」あの“氷の国”でシマカ3匹を確認!深刻な地球温暖化の影響か?
  • 「食前vs食後」脂肪と血糖値に効く、最強の“お散歩タイミング”とは?
  • 「上司と恋愛=年収6%UP!?」でも破局すれば、「収入18%減」の衝撃…最新研究が暴いた職場の真実!
  • 金正恩、“聖人アピール”の裏で露骨な野心!派兵記念館で“温情演出”…「朝露の前進は誰にも止められない」と豪語

おすすめニュース

  • 1
    キム・ジェウォン「300億資産家?」退職慰労金は80万ウォン受領と明かす

    エンタメ 

  • 2
    TOMORROW X TOGETHER、日本3rdアルバムのタイトル曲『Can’t Stop』がオリコンチャート1位を獲得

    エンタメ 

  • 3
    コルティス、『ビルボード200』に再ランクイン…3週間ぶりのメインチャート復帰

    エンタメ 

  • 4
    『W Korea』、謝罪後も余波続く…寄付金説明は迷宮入りで批判拡大

    エンタメ 

  • 5
    キム・スク、文章を適当に読む癖で大失敗を反省中

    エンタメ 

話題

  • 1
    ソ・イヒョン「イン・ギョジンの告白から逃げた…4か月の沈黙のあと私からプロポーズした」

    エンタメ 

  • 2
    人気コメディアン「元カレに同棲を提案したけど…断られた」

    エンタメ 

  • 3
    TWICE、米「Billboard 200」に10作目ランクイン…今週は2枚同時チャートイン

    エンタメ 

  • 4
    【絶望の底から】傷だらけでやせ細った捨て犬ミゲル...新しい家族との出会いで“艶々の顔”に大変身!

    フォトニュース 

  • 5
    「11匹の犬猫を床に叩きつけ首を絞めて殺害」…“彼女がいるから許してほしい”と嘆願した男に非難殺到

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]