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2025年07月19日土曜日
ホームニュース【トランプに逆らえる、新たな男】トランプの「50%関税」にブラジル激怒!ルーラ大統領、トランプ流「MAGA帽」返しで報復宣言

【トランプに逆らえる、新たな男】トランプの「50%関税」にブラジル激怒!ルーラ大統領、トランプ流「MAGA帽」返しで報復宣言

引用:DPLnews

ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は、50%の高率関税を課そうとする米国のドナルド・トランプ大統領に対し、「報復措置を講じる可能性がある」と述べ、抗戦の意志を示した。

11日(現地時間)、ルーラ大統領は演説で「米国がブラジルに関税を課さないよう闘う」とし、「それでも米国が関税を課す場合、我々は報復措置を取る」と語った。ブラジル政府の公式YouTubeで生中継されたこの日のイベントで、ルーラ大統領はトランプ大統領が両国間の貿易に関する誤った情報を持っていると批判した。

過去15年間、米国との貿易で発生した累積赤字が4,100億レアル(約10兆8,561億円)に達することを指摘し、「米国はブラジルとの貿易赤字を記録していないにもかかわらず、不公正貿易問題として関税を課した」と強調した。

また、ルーラ大統領はこの日、自身のX(旧Twitter)に「ブラジルとブラジル国民」と書かれた青い帽子をかぶった自身の写真を投稿した。これは、様々な公式行事に赤い「MAGA(米国を再び偉大に)」帽子をかぶって現れるトランプ大統領を連想させるものだ。ルーラ大統領のこうした行動は、トランプ流の恫喝に「屈しない」という意図を示そうとしていると解釈できる。

国内で支持率低下に直面しているルーラ大統領は、トランプ大統領の関税書簡公開後、数日間3回以上の現地メディア・インタビューと大統領府声明を通じて、報復関税の必要性を訴え、世論喚起を図っている。前日には、ブラジルの首都ブラジリアでトランプ大統領を非難する市民デモが行われた。

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