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2025年08月01日金曜日
ホームニュース【矛盾浮上】米司法省、エプスタイン資料の氏名記載を通知していた…トランプ「簡単な説明を受けただけ」と反論

【矛盾浮上】米司法省、エプスタイン資料の氏名記載を通知していた…トランプ「簡単な説明を受けただけ」と反論

米国政界がジェフリー・エプスタインによる未成年者への性的搾取事件を巡り揺れる中、米司法省は5月、エプスタイン関連ファイルにトランプ大統領の名が繰り返し記載されていることを通知していたと、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が23日(現地時間)に報じた。

引用:The White House*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:The White House*この画像は記事の内容と一切関係ありません

WSJによれば、5月にホワイトハウスで開かれた会議で、パム・ボンディ司法長官はトランプ大統領に対して、司法省が調査したエプスタイン関連ファイルに他の高官と並び大統領の名も記載されていると報告し、同ファイルに数百名の氏名や未確認の噂が含まれると説明した。

さらにボンディ長官は、被害者の個人情報などが含まれていることを理由に、新たな公開は行わない意向を明かした。トランプ大統領は、公開の可否を司法省の判断に委ねる考えを表明したとWSJは伝えた。ただし、同ファイルで大統領がどのような文脈で言及されたかは明らかにされていない。

一方で、この内容は、当該情報について何も報告を受けていないとするトランプ大統領のこれまでの発言と矛盾する。今月15日、トランプ大統領はABCニュースの記者から「司法長官は、文書に大統領の名が記載されていると述べたか」と問われ、「簡単な説明を受けただけだ」と応じた。

この報道を受け、ホワイトハウスは即座に反論した。スティーブン・チャン報道官は「先日の誕生日祝辞に関する記事と同様、これもフェイクニュースだ」と述べた。WSJは先週、トランプ大統領がエプスタインの50歳の誕生日に猥褻な絵を添えた祝辞を送ったと報じていた。これに対し、大統領はWSJの記者らを相手取り、総額100億ドル(約1兆4,711億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

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