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「経済×関税×政治が激突」“8月1日”を超えた世界が変わる?今週のアメリカに全てが詰まっている

織田昌大 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

8月1日に期限を迎える相互関税猶予を前に、米国経済が「スーパーウィーク」に突入した。今週はGDPや雇用統計など、経済の行方を左右する重要指標が一斉に公開される。

27日付の米メディア『アクシオス』によると、今週は第2四半期のGDP報告書、6月の求人・離職統計(JOLTs)、そして連邦準備制度理事会(FRB)が重視する個人消費支出(PCE)指数などが発表予定となっている。

最初に注目されるのは28日のJOLTsで、企業の求人・採用状況や離職動向から労働市場の温度感を読み取ることができる。雇用の動きは、景気減速の兆しを探る上で先行指標のひとつとされている。

30日には第2四半期のGDP速報値が公表される。米商務省によれば、第1四半期のGDP成長率は前年同期比マイナス0.5%。背景には、トランプ政権の関税に備えた企業の「駆け込み輸入」による在庫積み増しがあったとされる。

今回の第2四半期には、相互関税の猶予措置の繰り返しや中国との関税を巡る駆け引きなど、複雑な外部要因が数値に影響を与える見通し。一部では、駆け込み需要の反動で成長率が反発するという楽観的な予測もある。

GDPと並んで注目されるのが31日に発表予定のPCE指数だ。PCEは物価全体の動きや消費者心理の変化を映し出す指標で、スタグフレーション懸念が根強い中、今後の金融政策を占う材料としても注目が集まっている。

これらの指標は、トランプ大統領2期目の経済政策に対する「中間評価」としても注視されている。さらに今週は、世界経済に影響を及ぼす大型イベントが立て続けに予定されている。代表的なのが、8月1日に予定されている相互関税の発動だ。

4月の発表以来、米国は英国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、日本、EUなどと相次いで合意に至った。とはいえ、追加合意の余地は残るものの、ほとんどの国は一方的な関税発動に備える必要がある状況だ。

加えて、米中間では3回目となる高官級通商協議が28日から29日にかけて開催された。今回の協議では、グローバル関税とは別に設定された米中間の関税猶予期限(8月12日)の延長が主な議題となった。

さらに29~30日には、FRBによる連邦公開市場委員会(FOMC)もある。トランプ大統領から露骨な批判を受けているパウエルFRB議長が利下げに踏み切るのか、国際社会の関心が高まっている。

金融サービス企業INGのエコノミスト、ジェームズ・ナイトリー氏はAxiosの取材に「25年のキャリアで最も多忙な週」と述べ、「これほどA級イベントが集中した週は前例がない」と語った。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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