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2025年07月31日木曜日
ホームニュース「何でも自分の手柄に」トランプ氏、ミサイルを“振りかざし”つつ平和のリーダーを自称 自らの“武勇伝”をSNSに即投稿

「何でも自分の手柄に」トランプ氏、ミサイルを“振りかざし”つつ平和のリーダーを自称 自らの“武勇伝”をSNSに即投稿

引用:ホワイトハウス
引用:ホワイトハウス

「私の関与によってタイとカンボジアが休戦した」。ドナルド・トランプ米大統領が28日、自身の外交的介入による成果として両国の武力衝突の終結を強調し、「平和の大統領であることに誇りを感じる」と述べた。

この日、スコットランド南西部ターンベリーにある自身のゴルフ場でイギリスのキア・スターマー首相と会談したトランプ大統領は、SNS「トゥルース・ソーシャル」に「たった今、タイのプームタム暫定首相およびカンボジアのフン・マネット首相と電話会談を行った」と投稿。「私の関与により、両国が休戦と平和に合意したことを報告できてうれしく思う」と述べた。

さらに「この戦争を終わらせることで、数千人の命を救った」と強調し、「通商チームに対して、両国との貿易交渉を再開するよう指示した」とも明かした。

トランプ大統領は、関税交渉を外交カードに使い、両国に対し早期の停戦を強く促してきたとされる。タイとカンボジアはこの日、マレーシアで首脳会談を実施し、戦闘開始からわずか4日で電撃的な休戦に合意した。

「就任してからわずか半年の間に多くの戦争を終結させてきた。私は『平和の大統領』だ」と語るトランプ大統領の発言は、今後の外交政策における自身の立場を強化する狙いもあるとみられる。

また、マルコ・ルビオ米国務長官も声明を通じてこの休戦を歓迎し、「当事者が合意内容を誠実に履行し、紛争の恒久的な終結につなげることを求める」と述べた。

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