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【AIで思考力が落ちる】OpenAIが反転質問する「スタディモード」実装、学生の脳に変化は起こせるか

織田昌大 アクセス  

引用:techrecipe
引用:techrecipe

生成AIを活用する学生の批判的思考力が低下しているとの懸念に対応するため、OpenAIが新機能を発表した。

今月29日(現地時間)、『テッククランチ』など海外メディアによると、OpenAIは「ChatGPT」に新たな機能「スタディモード(Study Mode)」を導入したという。この機能は、単に質問に答えるだけでなく、学生が批判的思考力を養えるよう支援することを目的としている。

スタディモードを有効にすると、ChatGPTはユーザーの理解度を確認するため、逆に質問を投げかける仕組みとなっている。OpenAIによれば、この機能は29日よりChatGPTの無料・Plus・Pro・Teamプランの利用者に段階的に提供され、今後数週間以内には、学校単位で導入される「ChatGPT Edu」プランにも適用される見通しだという。

OpenAIは、学校でChatGPTを利用している数百万人の学生の思考力低下に対処するために、このスタディモードを開発したと説明している。先月発表された研究によると、エッセイ作成時にChatGPTを使ったグループは、何も使わなかったグループやGoogle検索だけを利用したグループに比べて、脳の活動量が明らかに少なかったという。

ChatGPTが2022年に登場した当初、教育現場での無秩序な利用を懸念する声が教育関係者の間で広がった。こうした動きを受け、多くの米国の学校では生成AIの使用が禁止されたが、2023年には一部の学校でこの措置が解除されている。

今回のスタディモードの導入により、OpenAIはChatGPTを単なる応答ツールから学習支援ツールへと進化させる方針だ。なお、AI企業「Anthropic(アンソロピック)」も今年4月、自社のAIチャットボット「Claude(クロード)」に学習モード(Learning Mode)を導入している。

学生は必要に応じてスタディモードをオフにし、通常モードに切り替えることができる。OpenAIの教育部門副社長であるリア・ベルスキー氏は、「親や学校関係者が強制的にスタディモードに固定するような機能は提供していない」と述べ、「将来的に保護者や管理者向けの制御機能を検討する可能性はある」と付け加えた。

OpenAIは、「スタディモードはChatGPTを通じた学習改善の第一歩であり、今後、学生が教育全体において生成AIをどのように活用していくかについて、さらなる情報を公開する予定だ」としている。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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